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第5章 メータリングの使用

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前提条件

5.1. Report の作成

Report の作成は、メータリングを使用してデータを処理し、分析する手段です。

Report を作成するには、ocを使用して、YAML ファイルで Report リソースを定義し、必要なパラメーターを指定し、これを openshift-metering namespace に作成します。

前提条件

  • メータリングがインストールされている。

手順

  1. openshift-metering プロジェクトに切り替えます。

    $ oc project openshift-metering
  2. Report リソースを YAML ファイルとして作成します。

    1. 以下の内容を含む YAML ファイルを作成します。

      apiVersion: metering.openshift.io/v1
      kind: Report
      metadata:
        name: namespace-cpu-request-2019 1
        namespace: openshift-metering
      spec:
        reportingStart: '2019-01-01T00:00:00Z'
        reportingEnd: '2019-12-30T23:59:59Z'
        query: namespace-cpu-request 2
        runImmediately: true 3
      2
      query は、Report の生成に使用する ReportQuery を指定します。レポートする内容に応じて、この値を変更します。オプションの一覧については、oc get reportqueries | grep -v raw を実行します。
      1
      Report が metadata.name について実行する内容を説明する名前を使用します。使用したクエリー、スケジュールまたは期間などが適切な名前に含まれます。
      3
      利用可能なデータを使用して実行できるようにするには、 runImmediatelytrue に設定するか、または reportingEnd が経過するのを待機するようにするには false に設定します。
    2. 以下のコマンドを実行して Report を作成します。

      $ oc create -f <file-name>.yaml
      
      report.metering.openshift.io/namespace-cpu-request-2019 created
  3. 以下のコマンドで、Report およびそれらの Running ステータスを一覧表示できます。

    $ oc get reports
    
    NAME                         QUERY                   SCHEDULE   RUNNING    FAILED   LAST REPORT TIME       AGE
    namespace-cpu-request-2019   namespace-cpu-request              Finished            2019-12-30T23:59:59Z   26s
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