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第6章 メータリングの使用例

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以下のサンプル Report を使用して、クラスター内の容量、使用および使用状況の測定を開始します。これらのサンプルでは、メータリングが提供するさまざまなタイプのレポートが事前に定義されたクエリーの選択と共に表示されるケースを示しています。

6.1. クラスター容量の毎時および日次の測定

以下の Report は、クラスター容量を毎時および日次に測定する方法を示しています。日次 Report は毎時 Report の結果を集計することで機能します。

以下は、クラスターの CPU 容量を毎時に測定するレポートです。

クラスターの毎時の CPU 容量の例

apiVersion: metering.openshift.io/v1
kind: Report
metadata:
  name: cluster-cpu-capacity-hourly
spec:
  query: "cluster-cpu-capacity"
  schedule:
    period: "hourly" 1

1
この期間は daily に変更して日次レポートを取得することができますが、大規模なデータセットの場合、毎時レポートを使用してから、毎時データを日次レポートに集計する方がはるかに効率的です。

以下のレポートは、毎時データを日次レポートに集計します。

クラスターの日次の CPU 容量の例

apiVersion: metering.openshift.io/v1
kind: Report
metadata:
  name: cluster-cpu-capacity-daily 1
spec:
  query: "cluster-cpu-capacity" 2
  inputs: 3
  - name: ClusterCpuCapacityReportName
    value: cluster-cpu-capacity-hourly
  schedule:
    period: "daily"

1
レポートの編成を維持するには、他の値のいずれかを変更する場合にレポートの名前を変更するようにしてください。
2
cluster-memory-capacity を測定することもできます。関連付けられた毎時レポートでクエリーも更新するようにしてください。
3
inputs セクションでは、このレポートを毎次レポートを集計するように設定します。具体的には、value: cluster-cpu-capacity-hourly は集計される毎時レポートの名前になりす。
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