3.4. odo CLI の設定


odo のグローバル設定は、デフォルトで $HOME/.odo ディレクトリーにある preference.yaml ファイルにあります。

GLOBALODOCONFIG 変数をエクスポートして、preference.yaml ファイルに別の場所を設定できます。

3.4.1. 現在の設定の表示

以下のコマンドを使用して、現在の odo CLI 設定を表示できます。

$ odo preference view

出力例

PARAMETER             CURRENT_VALUE
UpdateNotification
NamePrefix
Timeout
BuildTimeout
PushTimeout
Ephemeral
ConsentTelemetry      true

3.4.2. 値の設定

以下のコマンドを使用して、preference キーの値を設定できます。

$ odo preference set <key> <value>
注記

優先キーは大文字と小文字を区別しません。

コマンドの例

$ odo preference set updatenotification false

出力例

Global preference was successfully updated

3.4.3. 値の設定解除

以下のコマンドを使用して、preference キーの値の設定を解除できます。

$ odo preference unset <key>
注記

-f フラグを使用して確認を省略できます。

コマンドの例

$ odo preference unset updatenotification
? Do you want to unset updatenotification in the preference (y/N) y

出力例

Global preference was successfully updated

3.4.4. preference キーの表

以下の表は、odo CLI の preference キーを設定するために使用できるオプションを示しています。

preference キー説明デフォルト値

UpdateNotification

odo を更新する通知を表示するかどうかを制御します。

True

NamePrefix

odo リソースのデフォルト名接頭辞を設定します。例: component または storage

現在のディレクトリー名

タイムアウト

Kubernetes サーバー接続チェックのタイムアウト。

1 秒

BuildTimeout

git コンポーネントのビルドが完了するまでのタイムアウト。

300 秒

PushTimeout

コンポーネントが起動するまで待機するタイムアウト。

240 秒

一時ストレージ

ソースコードを保存するために odoemptyDir ボリュームを作成するかどうかを制御します。

True

ConsentTelemetry

odo がユーザーの odo の使用のために Telemetry を収集できるかどうかを制御します。

False

3.4.5. ファイルまたはパターンを無視する

アプリケーションのルートディレクトリーにある .odoignore ファイルを変更して、無視するファイルまたはパターンの一覧を設定できます。これは、odo push および odo watch の両方に適用されます。

.odoignore ファイルが存在 しない 場合、特定のファイルおよびフォルダーを無視するように .gitignore ファイルが代わりに使用されます。

.git ファイル、.js 拡張子のあるファイルおよびフォルダー tests を無視するには、以下を .odoignore または .gitignore ファイルのいずれかに追加します。

.git
*.js
tests/

.odoignore ファイルはすべての glob 表現を許可します。

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