第7章 Operator SDK
7.1. Operator SDK CLI のインストール
Operator SDK は、Operator 開発者が Operator のビルド、テストおよびデプロイに使用できるコマンドラインインターフェイス (CLI) ツールを提供します。ワークステーションに Operator SDK CLI をインストールして、独自の Operator のオーサリングを開始することができます。
Operator SDK についての詳細は、Operator の開発 について参照してください。
OpenShift Container Platform 4.8 以降は Operator SDK v1.8.0 をサポートします。
7.1.1. Operator SDK CLI のインストール
OpenShift SDK CLI ツールは Linux にインストールできます。
前提条件
- Go v1.16+
-
docker
v17.03+、podman
v1.9.3+、またはbuildah
v1.7+
手順
- OpenShift ミラーサイト に移動します。
-
4.8.4
ディレクトリーから、Linux 用の最新バージョンの tarball をダウンロードします。 アーカイブを展開します。
$ tar xvf operator-sdk-v1.8.0-ocp-linux-x86_64.tar.gz
ファイルを実行可能にします。
$ chmod +x operator-sdk
展開された
operator-sdk
バイナリーをPATH
にあるディレクトリーに移動します。ヒントPATH
を確認するには、以下を実行します。$ echo $PATH
$ sudo mv ./operator-sdk /usr/local/bin/operator-sdk
検証
Operator SDK CLI のインストール後に、これが利用可能であることを確認します。
$ operator-sdk version
出力例
operator-sdk version: "v1.8.0-ocp", ...