3.2. イメージのミラーリングを可能にする認証情報の設定
Red Hat からミラーへのイメージのミラーリングを可能にするコンテナーイメージレジストリーの認証情報ファイルを作成します。
前提条件
- 切断された環境で使用するミラーレジストリーを設定しました。
手順
インストールホストで以下の手順を実行します。
-
registry.redhat.io
プルシークレットを Red Hat OpenShift Cluster Manager からダウンロードし、.json
ファイルに保存します。 ミラーレジストリーの base64 でエンコードされたユーザー名およびパスワードまたはトークンを生成します。
$ echo -n '<user_name>:<password>' | base64 -w0 1 BGVtbYk3ZHAtqXs=
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<user_name>
および<password>
については、レジストリーに設定したユーザー名およびパスワードを指定します。
JSON 形式でプルシークレットのコピーを作成します。
$ cat ./pull-secret.text | jq . > <path>/<pull_secret_file_in_json>1
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- プルシークレットを保存するフォルダーへのパスおよび作成する JSON ファイルの名前を指定します。
ファイルを
~/.docker/config.json
または$XDG_RUNTIME_DIR/containers/auth.json
として保存します。ファイルの内容は以下の例のようになります。
{ "auths": { "cloud.openshift.com": { "auth": "b3BlbnNo...", "email": "you@example.com" }, "quay.io": { "auth": "b3BlbnNo...", "email": "you@example.com" }, "registry.connect.redhat.com": { "auth": "NTE3Njg5Nj...", "email": "you@example.com" }, "registry.redhat.io": { "auth": "NTE3Njg5Nj...", "email": "you@example.com" } } }
新規ファイルを編集し、レジストリーについて記述するセクションをこれに追加します。
"auths": { "<mirror_registry>": { 1 "auth": "<credentials>", 2 "email": "you@example.com" } },
ファイルは以下の例のようになります。
{ "auths": { "registry.example.com": { "auth": "BGVtbYk3ZHAtqXs=", "email": "you@example.com" }, "cloud.openshift.com": { "auth": "b3BlbnNo...", "email": "you@example.com" }, "quay.io": { "auth": "b3BlbnNo...", "email": "you@example.com" }, "registry.connect.redhat.com": { "auth": "NTE3Njg5Nj...", "email": "you@example.com" }, "registry.redhat.io": { "auth": "NTE3Njg5Nj...", "email": "you@example.com" } } }