2.4. Red Hat Windows Machine Config Operator 3.1.1 リリースノート
発行日: 2021-12-07
WMCO 3.1.1 がバグ修正およびセキュリティー更新と共に利用できるようになりました。WMCO のコンポーネントは RHBA-2021:4710 でリリースされました。
2.4.1. バグ修正
-
以前は、
windows-exporter
メトリックエンドポイントオブジェクトに、削除されたマシンへの参照が含まれていました。この誤った参照により、WMCO は無効な IP アドレスを持つマシンの削除されたイベントを無視していました。このバグ修正により、マシンオブジェクトの検証がイベントフィルターリングから削除され、マシンがまだDeleting
フェーズにあるときに、windows-exporter
メトリックエンドポイントオブジェクトが正しく更新されるようになります。(BZ#2008994) -
以前は、Windows
Machine
オブジェクトに関連付けられたノードを削除すると、Operator の再起動時に調整エラーが発生していました。このバグ修正は、実行
状態の Windows マシンによって参照されるノードがクラスター内に見つからない場合に反応または調整しないことを選択し、エラーループを防ぎ、Linux マシンオブジェクトの機能を標準化します。(BZ#2009475) -
以前は、VM が DNS オブジェクトで指定されている場合、WMCO は BYOH Windows VM を
Node
オブジェクトに適切に関連付けませんでした。これにより、WMCO はすでに完全に設定されている VM の設定を試みました。WMCO は、関連付けられたノードを探すときに DNS アドレスで指定された VM を正しく解決するようになりました。(BZ#2020650) - 以前は、暗号化されたユーザー名が追加のタグで生成されていたため、正しく表示されませんでした。このバグ修正により、余分なタグが削除され、暗号化されたユーザー名が正しく表示されるようになります。(BZ#2023417)
- 以前は、Windows VM で WMCO によって実行されている特定のコマンドは、PowerShell によって正しく解析されませんでした。これにより、PowerShell をデフォルトの SSH シェルとして使用している Windows VM は、ノードとしてクラスターに参加できなくなりました。WMCO は、Windows VM のデフォルトの SSH シェルを識別し、それに応じて関連するコマンドを実行できるようになりました。この新機能により、PowerShell をデフォルトの SSH シェルとして使用する WindowsVM をクラスター内のノードとして設定できます。(BZ#2025730)