1.5. Red Hat OpenShift 分散トレースのテクノロジープレビュー機能


重要

テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビューの機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行いフィードバックを提供していただくことを目的としています。Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。

1.5.1. Red Hat Open Shift 分散トレース 2.4.0 のテクノロジープレビュー機能

このリリースでは、Red Hat Elasticsearch Operator を使用した証明書の自動プロビジョニングのサポートも追加されています。

  • セルフプロビジョニング。これは、Red Hat OpenShift 分散トレーシングプラットフォーム Operator を使用して、インストール中に Red Hat Elasticsearch Operator を呼び出すことを意味します。このリリースでは、セルフプロビジョニングが完全にサポートされています。
  • 最初に Elasticsearch インスタンスと証明書を作成してから、証明書を使用するように分散トレースプラットフォームを設定することは、このリリースのテクノロジープレビューです。

1.5.2. Red Hat Open Shift 分散トレース 2.2.0 のテクノロジープレビュー機能

2.1 リリースに含まれるサポートされない OpenTelemetry Collector コンポーネントが削除されました。

1.5.3. Red Hat Open Shift 分散トレース 2.1.0 のテクノロジープレビュー機能

本リリースでは、OpenTelemetry カスタムリソースファイルで証明書を設定する方法に重大な変更が加えられました。以下の例のように、新しいバージョンでは、ca_file はカスタムリソースの tls の下に移動します。

OpenTelemetry バージョン 0.33 の CA ファイル設定

spec:
  mode: deployment
  config: |
    exporters:
      jaeger:
        endpoint: jaeger-production-collector-headless.tracing-system.svc:14250
        ca_file: "/var/run/secrets/kubernetes.io/serviceaccount/service-ca.crt"

OpenTelemetry バージョン 0.41.1 の CA ファイル設定

spec:
  mode: deployment
  config: |
    exporters:
      jaeger:
        endpoint: jaeger-production-collector-headless.tracing-system.svc:14250
        tls:
          ca_file: "/var/run/secrets/kubernetes.io/serviceaccount/service-ca.crt"

1.5.4. Red Hat Open Shift 分散トレース 2.0.0 のテクノロジープレビュー機能

本リリースには、Red Hat OpenShift 分散トレースデータ収集 Operator を使用してインストールする Red Hat OpenShift 分散トレースデータ収集が追加されています。Red Hat OpenShift 分散トレースデータ収集は、OpenTelemetry API およびインストルメンテーションに基づいています。

Red Hat OpenShift 分散トレースデータ収集には、OpenTelemetry Operator および Collector が含まれます。Collector を使用して、OpenTelemetry または Jaeger プロトコルのいずれかでトレースを受信し、トレースデータを Red Hat OpenShift 分散トレースに送信できます。現時点では、Collector のその他の機能はサポートされていません。

OpenTelemetry Collector を使用すると、開発者はベンダーに依存しない API でコードをインストルメント化し、ベンダーのロックインを回避して、可観測性ツールの拡大したエコシステムを有効にできます。

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