2.2. DNS をプライベートに設定する
クラスターのデプロイ後に、プライベートゾーンのみを使用するように DNS を変更できます。
手順
クラスターの
DNS
カスタムリソースを確認します。$ oc get dnses.config.openshift.io/cluster -o yaml
出力例
apiVersion: config.openshift.io/v1 kind: DNS metadata: creationTimestamp: "2019-10-25T18:27:09Z" generation: 2 name: cluster resourceVersion: "37966" selfLink: /apis/config.openshift.io/v1/dnses/cluster uid: 0e714746-f755-11f9-9cb1-02ff55d8f976 spec: baseDomain: <base_domain> privateZone: tags: Name: <infrastructure_id>-int kubernetes.io/cluster/<infrastructure_id>: owned publicZone: id: Z2XXXXXXXXXXA4 status: {}
spec
セクションには、プライベートゾーンとパブリックゾーンの両方が含まれることに注意してください。DNS
カスタムリソースにパッチを適用して、パブリックゾーンを削除します。$ oc patch dnses.config.openshift.io/cluster --type=merge --patch='{"spec": {"publicZone": null}}' dns.config.openshift.io/cluster patched
Ingress コントローラーは
Ingress
オブジェクトの作成時にDNS
定義を参照するため、Ingress
オブジェクトを作成または変更する場合、プライベートレコードのみが作成されます。重要既存の Ingress オブジェクトの DNS レコードは、パブリックゾーンの削除時に変更されません。
オプション: クラスターの
DNS
カスタムリソースを確認し、パブリックゾーンが削除されていることを確認します。$ oc get dnses.config.openshift.io/cluster -o yaml
出力例
apiVersion: config.openshift.io/v1 kind: DNS metadata: creationTimestamp: "2019-10-25T18:27:09Z" generation: 2 name: cluster resourceVersion: "37966" selfLink: /apis/config.openshift.io/v1/dnses/cluster uid: 0e714746-f755-11f9-9cb1-02ff55d8f976 spec: baseDomain: <base_domain> privateZone: tags: Name: <infrastructure_id>-int kubernetes.io/cluster/<infrastructure_id>-wfpg4: owned status: {}