7.4. デフォルトストレージクラスの変更
以下のプロセスを使用してデフォルトのストレージクラスを変更します。たとえば、gp2
と standard
の 2 つのストレージクラスがあり、デフォルトのストレージクラスを gp2
から standard
に変更する必要がある場合などです。
ストレージクラスを一覧表示します。
$ oc get storageclass
出力例
NAME TYPE gp2 (default) kubernetes.io/aws-ebs 1 standard kubernetes.io/aws-ebs
- 1
(default)
はデフォルトのストレージクラスを示します。
デフォルトのストレージクラスのアノテーション
storageclass.kubernetes.io/is-default-class
の値をfalse
に変更します。$ oc patch storageclass gp2 -p '{"metadata": {"annotations": {"storageclass.kubernetes.io/is-default-class": "false"}}}'
storageclass.kubernetes.io/is-default-class
アノテーションをtrue
に設定して、別のストレージクラスをデフォルトにします。$ oc patch storageclass standard -p '{"metadata": {"annotations": {"storageclass.kubernetes.io/is-default-class": "true"}}}'
変更内容を確認します。
$ oc get storageclass
出力例
NAME TYPE gp2 kubernetes.io/aws-ebs standard (default) kubernetes.io/aws-ebs