検索

第7章 インフラストラクチャーマシンセットの作成

download PDF
重要

このプロセスは、手動でプロビジョニングされたマシンを持つクラスターには適用されません。高度なマシン管理およびスケーリング機能は、マシン API が機能しているクラスターでのみ使用することができます。

インフラストラクチャーマシンセットを使用して、デフォルトのルーター、統合コンテナーイメージレジストリー、およびクラスターメトリクスおよびモニタリングのコンポーネントなどのインフラストラクチャーコンポーネントのみをホストするマシンを作成できます。これらのインフラストラクチャーマシンは、環境の実行に必要なサブスクリプションの合計数にカウントされません。

実稼働デプロイメントでは、インフラストラクチャーコンポーネントを保持するために 3 つ以上のマシンセットをデプロイすることが推奨されます。OpenShift Logging と Red Hat OpenShift Service Mesh の両方が Elasticsearch をデプロイします。これには、3 つのインスタンスを異なるノードにインストールする必要があります。これらの各ノードは、高可用性のために異なるアベイラビリティーゾーンにデプロイできます。この設定には、可用性ゾーンごとに 1 つずつ、合計 3 つの異なるマシンセットが必要です。複数のアベイラビリティーゾーンを持たないグローバル Azure リージョンでは、アベイラビリティーセットを使用して高可用性を確保できます。

7.1. OpenShift Container Platform インフラストラクチャーコンポーネント

以下のインフラストラクチャーワークロードでは、OpenShift Container Platform ワーカーのサブスクリプションは不要です。

  • マスターで実行される Kubernetes および OpenShift Container Platform コントロールプレーンサービス
  • デフォルトルーター
  • 統合コンテナーイメージレジストリー
  • HAProxy ベースの Ingress Controller
  • ユーザー定義プロジェクトのモニタリング用のコンポーネントを含む、クラスターメトリクスの収集またはモニタリングサービス
  • クラスター集計ロギング
  • サービスブローカー
  • Red Hat Quay
  • Red Hat OpenShift Container Storage
  • Red Hat Advanced Cluster Manager
  • Kubernetes 用 Red Hat Advanced Cluster Security
  • Red Hat OpenShift GitOps
  • Red Hat OpenShift Pipelines

他のコンテナー、Pod またはコンポーネントを実行するノードは、サブスクリプションが適用される必要のあるワーカーノードです。

関連情報

インフラストラクチャーノードを作成するには、マシンセットを使用する か、ノードにラベルを付ける か、マシン設定プールを使用します

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.