11.3. PTP Operator のインストール
クラスター管理者は、OpenShift Container Platform CLI または Web コンソールを使用して PTP Operator をインストールできます。
11.3.1. CLI: PTP Operator のインストール
クラスター管理者は、CLI を使用して Operator をインストールできます。
前提条件
- PTP に対応するハードウェアを持つノードでベアメタルハードウェアにインストールされたクラスター。
-
OpenShift CLI (
oc
) をインストールしている。 -
cluster-admin
権限を持つユーザーとしてログインすること。
手順
PTP Operator の namespace を作成するには、以下のコマンドを入力します。
$ cat << EOF| oc create -f - apiVersion: v1 kind: Namespace metadata: name: openshift-ptp annotations: workload.openshift.io/allowed: management labels: name: openshift-ptp openshift.io/cluster-monitoring: "true" EOF
Operator の Operator グループを作成するには、以下のコマンドを入力します。
$ cat << EOF| oc create -f - apiVersion: operators.coreos.com/v1 kind: OperatorGroup metadata: name: ptp-operators namespace: openshift-ptp spec: targetNamespaces: - openshift-ptp EOF
PTP Operator にサブスクライブします。
以下のコマンドを実行して、OpenShift Container Platform のメジャーおよびマイナーバージョンを環境変数として設定します。これは次の手順で
channel
の値として使用されます。$ OC_VERSION=$(oc version -o yaml | grep openshiftVersion | \ grep -o '[0-9]*[.][0-9]*' | head -1)
PTP Operator のサブスクリプションを作成するには、以下のコマンドを入力します。
$ cat << EOF| oc create -f - apiVersion: operators.coreos.com/v1alpha1 kind: Subscription metadata: name: ptp-operator-subscription namespace: openshift-ptp spec: channel: "${OC_VERSION}" name: ptp-operator source: redhat-operators sourceNamespace: openshift-marketplace EOF
Operator がインストールされていることを確認するには、以下のコマンドを入力します。
$ oc get csv -n openshift-ptp \ -o custom-columns=Name:.metadata.name,Phase:.status.phase
出力例
Name Phase ptp-operator.4.4.0-202006160135 Succeeded
11.3.2. Web コンソール: PTP Operator のインストール
クラスター管理者は、Web コンソールを使用して Operator をインストールできます。
先のセクションで説明されているように namespace および Operator グループを作成する必要があります。
手順
OpenShift Container Platform Web コンソールを使用して PTP Operator をインストールします。
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OpenShift Container Platform Web コンソールで、Operators
OperatorHub をクリックします。 - 利用可能な Operator の一覧から PTP Operator を選択してから Install をクリックします。
- Install Operator ページの A specific namespace on the cluster の下で openshift-ptp を選択します。次に、Install をクリックします。
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OpenShift Container Platform Web コンソールで、Operators
オプション: PTP Operator が正常にインストールされていることを確認します。
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Operators
Installed Operators ページに切り替えます。 PTP Operator が Status が InstallSucceeded の状態で openshift-ptp プロジェクトに一覧表示されていることを確認します。
注記インストール時に、 Operator は Failed ステータスを表示する可能性があります。インストールが後に InstallSucceeded メッセージを出して正常に実行される場合は、Failed メッセージを無視できます。
Operator がインストール済みとして表示されない場合に、さらにトラブルシューティングを実行します。
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Operators
Installed Operators ページに移動し、Operator Subscriptions および Install Plans タブで Status にエラーがあるかどうかを検査します。 -
Workloads
Pods ページに移動し、 openshift-ptp
プロジェクトで Pod のログを確認します。
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Operators
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Operators