9.3. 仮想マシンテンプレートの専用リソースの有効化


パフォーマンスを向上させるために、仮想マシンには CPU などのノードの専用リソースを持たせることができます。

9.3.1. 専用リソースについて

仮想マシンの専用リソースを有効にする場合、仮想マシンのワークロードは他のプロセスで使用されない CPU でスケジュールされます。専用リソースを使用することで、仮想マシンのパフォーマンスとレイテンシーの予測の精度を向上させることができます。

9.3.2. 前提条件

  • CPU マネージャー はノードに設定される必要があります。仮想マシンのワークロードをスケジュールする前に、ノードに cpumanager = true ラベルが設定されていることを確認します。

9.3.3. 仮想マシンテンプレートの専用リソースの有効化

Details タブで仮想マシンテンプレートの専用リソースを有効にすることができます。Red Hat テンプレートまたはウィザードを使用して作成された仮想マシンは、専用のリソースで有効にできます。

手順

  1. サイドメニューから Workloads Virtual Machine Templates をクリックします。
  2. 仮想マシンテンプレートを選択して、Virtual Machine Template Overview タブを開きます。
  3. Details タブをクリックします。
  4. Dedicated Resources フィールドの右側にある鉛筆アイコンをクリックして、Dedicated Resources ウィンドウを開きます。
  5. Schedule this workload with dedicated resources (guaranteed policy) を選択します。
  6. Save をクリックします。
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