33.2. POSIX 共有メモリー


POSIX 共有メモリーでは、tmpfs が /dev/shm にマウントされる必要があります。Pod のコンテナーはそれらのマウント namespace を共有しないため、ボリュームを使用して同じ /dev/shm を Pod の各コンテナーに提供します。以下の例では、2 つのコンテナー間で POSIX 共有メモリーをセットアップする方法を示しています。

shared-memory.yaml

---
apiVersion: v1
id: hello-openshift
kind: Pod
metadata:
  name: hello-openshift
  labels:
    name: hello-openshift
spec:
  volumes:                          1
    - name: dshm
      emptyDir:
        medium: Memory
  containers:
    - image: kubernetes/pause
      name: hello-container1
      ports:
        - containerPort: 8080
          hostPort: 6061
      volumeMounts:                 2
        - mountPath: /dev/shm
          name: dshm
    - image: kubernetes/pause
      name: hello-container2
      ports:
        - containerPort: 8081
          hostPort: 6062
      volumeMounts:                 3
        - mountPath: /dev/shm
          name: dshm

1
tmpfs ボリューム dshm を指定します。
2
dshmhello-container1 の POSIX 共有メモリーを有効にします。
3
dshmhello-container2 の POSIX 共有メモリーを有効にします。

shared-memory.yaml ファイルを使用して Pod を作成します。

$ oc create -f shared-memory.yaml
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.