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13.2.4. イメージストリームでのイメージの参照

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以下の参照タイプを使用して、イメージをイメージストリームで参照できます。

  • ImageStreamTag は、所定のイメージストリームおよびタグのイメージを参照し、取得するために使用されます。この名前は以下の規則に基づいて付けられます。

    <image_stream_name>:<tag>
  • ImageStreamImage は、所定のイメージストリームおよびイメージ名のイメージを参照し、取得するために使用されます。この名前は以下の規則に基づいて付けられます。

    <image_stream_name>@<id>

    <id> は、ダイジェストとも呼ばれる特定イメージのイミュータブルな ID です。

  • DockerImage は、所定の外部レジストリーのイメージを参照し、取得するために使用されます。この名前は、以下のような標準の Docker プル仕様 に基づいて付けられます。

    openshift/ruby-20-centos7:2.0
    注記

    タグが指定されていない場合、latest タグが使用されることが想定されます。

    サードパーティーのレジストリーを参照することもできます。

    registry.access.redhat.com/rhel7:latest

    またはダイジェストでイメージを参照できます。

    centos/ruby-22-centos7@sha256:3a335d7d8a452970c5b4054ad7118ff134b3a6b50a2bb6d0c07c746e8986b28e

CentOS イメージストリームのサンプル などのイメージストリーム定義のサンプルを表示する場合、それらには ImageStreamTag の定義や DockerImage の参照が含まれる一方で、ImageStreamImage に関連するものは何も含まれていないことに気づかれることでしょう。

これは、イメージストリームでのイメージのインポートまたはイメージのタグ付けを行う場合は常に ImageStreamImage オブジェクトが OpenShift Container Platform に自動的に作成されるためです。イメージストリームを作成するために使用するイメージストリーム定義で ImageStreamImage オブジェクトを明示的に定義する必要はありません。

イメージのオブジェクト定義は、イメージストリーム名および ID を使用し、ImageStreamImage 定義を取得して確認することができます。

$ oc export isimage <image_stream_name>@<id>
注記

以下を実行して所定のイメージストリームの有効な <id> 値を確認することができます。

$ oc describe is <image_stream_name>

たとえば、ruby イメージストリームから ruby@3a335d7 の名前および ID を使って ImageStreamImage を検索します。

ImageStreamImage で取得されるイメージオブジェクトの定義

$ oc export isimage ruby@3a335d7

apiVersion: v1
image:
  dockerImageLayers:
  - name: sha256:a3ed95caeb02ffe68cdd9fd84406680ae93d633cb16422d00e8a7c22955b46d4
    size: 0
  - name: sha256:ee1dd2cb6df21971f4af6de0f1d7782b81fb63156801cfde2bb47b4247c23c29
    size: 196634330
  - name: sha256:a3ed95caeb02ffe68cdd9fd84406680ae93d633cb16422d00e8a7c22955b46d4
    size: 0
  - name: sha256:a3ed95caeb02ffe68cdd9fd84406680ae93d633cb16422d00e8a7c22955b46d4
    size: 0
  - name: sha256:ca062656bff07f18bff46be00f40cfbb069687ec124ac0aa038fd676cfaea092
    size: 177723024
  - name: sha256:63d529c59c92843c395befd065de516ee9ed4995549f8218eac6ff088bfa6b6e
    size: 55679776
  dockerImageMetadata:
    Architecture: amd64
    Author: SoftwareCollections.org <sclorg@redhat.com>
    Config:
      Cmd:
      - /bin/sh
      - -c
      - $STI_SCRIPTS_PATH/usage
      Entrypoint:
      - container-entrypoint
      Env:
      - PATH=/opt/app-root/src/bin:/opt/app-root/bin:/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin
      - STI_SCRIPTS_URL=image:///usr/libexec/s2i
      - STI_SCRIPTS_PATH=/usr/libexec/s2i
      - HOME=/opt/app-root/src
      - BASH_ENV=/opt/app-root/etc/scl_enable
      - ENV=/opt/app-root/etc/scl_enable
      - PROMPT_COMMAND=. /opt/app-root/etc/scl_enable
      - RUBY_VERSION=2.2
      ExposedPorts:
        8080/tcp: {}
      Image: d9c3abc5456a9461954ff0de8ae25e0e016aad35700594714d42b687564b1f51
      Labels:
        build-date: 2015-12-23
        io.k8s.description: Platform for building and running Ruby 2.2 applications
        io.k8s.display-name: Ruby 2.2
        io.openshift.builder-base-version: 8d95148
        io.openshift.builder-version: 8847438ba06307f86ac877465eadc835201241df
        io.openshift.s2i.scripts-url: image:///usr/libexec/s2i
        io.openshift.tags: builder,ruby,ruby22
        io.s2i.scripts-url: image:///usr/libexec/s2i
        license: GPLv2
        name: CentOS Base Image
        vendor: CentOS
      User: "1001"
      WorkingDir: /opt/app-root/src
    ContainerConfig: {}
    Created: 2016-01-26T21:07:27Z
    DockerVersion: 1.8.2-el7
    Id: 57b08d979c86f4500dc8cad639c9518744c8dd39447c055a3517dc9c18d6fccd
    Parent: d9c3abc5456a9461954ff0de8ae25e0e016aad35700594714d42b687564b1f51
    Size: 430037130
    apiVersion: "1.0"
    kind: DockerImage
  dockerImageMetadataVersion: "1.0"
  dockerImageReference: centos/ruby-22-centos7@sha256:3a335d7d8a452970c5b4054ad7118ff134b3a6b50a2bb6d0c07c746e8986b28e
  metadata:
    creationTimestamp: 2016-01-29T13:17:45Z
    name: sha256:3a335d7d8a452970c5b4054ad7118ff134b3a6b50a2bb6d0c07c746e8986b28e
    resourceVersion: "352"
    uid: af2e7a0c-c68a-11e5-8a99-525400f25e34
kind: ImageStreamImage
metadata:
  creationTimestamp: null
  name: ruby@3a335d7
  namespace: openshift
  selflink: /oapi/v1/namespaces/openshift/imagestreamimages/ruby@3a335d7

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