23.4. Downward API を使用したコンテナーリソースの使用
Pod の作成時に、Downward API を使用してコンピューティングリソースの要求および制限についての情報を挿入し、イメージおよびアプリケーションの作成者が特定の環境用のイメージを適切に作成できるようにします。
これは、環境変数およびボリュームプラグインのいずれの方法で実行できます。
23.4.1. 環境変数の使用
Pod 設定の作成時に、
spec.container
フィールド内のresources
フィールドの内容に対応する環境変数を指定します。.... spec: containers: - name: test-container image: gcr.io/google_containers/busybox:1.24 command: [ "/bin/sh", "-c", "env" ] resources: requests: memory: "32Mi" cpu: "125m" limits: memory: "64Mi" cpu: "250m" env: - name: MY_CPU_REQUEST valueFrom: resourceFieldRef: resource: requests.cpu - name: MY_CPU_LIMIT valueFrom: resourceFieldRef: resource: limits.cpu - name: MY_MEM_REQUEST valueFrom: resourceFieldRef: resource: requests.memory - name: MY_MEM_LIMIT valueFrom: resourceFieldRef: resource: limits.memory ....
リソース制限がコンテナー設定に含まれていない場合、Downward API はデフォルトでノードの CPU およびメモリーの割り当て可能な値に設定されます。
pod.yaml
ファイルから Pod を作成します。$ oc create -f pod.yaml