第41章 カスタムリソース定義からのオブジェクトの作成
41.1. Kubernetes カスタムリソース定義
Kubernetes API では、リソースは特定の種類の API オブジェクトのコレクションを保管するエンドポイントです。たとえば、ビルトインされた Pod リソースには Pod オブジェクトのコレクションが含まれます。
カスタムリソースは、Kubernetes API を拡張するか、またはプロジェクトまたはクラスターに独自の API を導入することを可能にするオブジェクトです。
カスタムリソース定義 (CRD) ファイルは、独自のオブジェクトの種類を定義し、API サーバーがライフサイクル全体を処理できるようにします。
注記
クラスター管理者のみが CRD を作成できますが、読み取りと書き込みのパーミッションがある場合には、CRD からオブジェクトを作成できます。