8.3.4.2.7. 信頼された認証局
git clone
の操作時に信頼される TLS 認証局のセットは OpenShift Container Platform インフラストラクチャーイメージにビルドされます。Git サーバーが自己署名の証明書を使用するか、イメージで信頼されていない認証局により署名された証明書を使用する場合には、その証明書が含まれるシークレットを作成するか、TLS 検証を無効にしてください。
CA 証明書
のシークレットを作成した場合に、OpenShift Container Platform はその証明書を使用して、git clone
操作時に Git サーバーにアクセスします。存在する TLS 証明書をどれでも受け入れてしまう Git の SSL 検証の無効化に比べ、この方法を使用するとセキュリティーレベルが高くなります。
以下のプロセスの 1 つを完了します。
CA 証明書ファイルでシークレットを作成する (推奨)
CA が中間証明局を使用する場合には、ca.crt ファイルにすべての CA の証明書を統合します。以下のコマンドを実行します。
$ cat intermediateCA.crt intermediateCA.crt rootCA.crt > ca.crt
シークレットを作成します。
$ oc create secret generic mycert --from-file=ca.crt=</path/to/file> 1
- 1
- ca.crt というキーの名前を使用する必要があります。
git TLS 検証を無効にします。
ビルド設定の適切なストラテジーセクションで
GIT_SSL_NO_VERIFY
環境変数をtrue
に設定します。BuildConfig
環境変数を管理するには、oc set env
コマンドを使用できます。