23.6. Downward API を使用した ConfigMap の使用


Pod の作成時に、Downward API を使用して ConfigMap 値を挿入し、イメージおよびアプリケーションの作成者が特定の環境用のイメージを作成することができます。

23.6.1. 環境変数の使用

  1. configmap.yaml ファイルを作成します。

    apiVersion: v1
    kind: ConfigMap
    metadata:
      name: myconfigmap
    data:
      mykey: myvalue
  2. configmap.yaml ファイルから ConfigMap を作成します。

    oc create -f configmap.yaml
  3. 上記の ConfigMap を参照する pod.yaml ファイルを作成します。

    apiVersion: v1
    kind: Pod
    metadata:
      name: dapi-env-test-pod
    spec:
      containers:
        - name: env-test-container
          image: gcr.io/google_containers/busybox
          command: [ "/bin/sh", "-c", "env" ]
          env:
            - name: MY_CONFIGMAP_VALUE
              valueFrom:
                configMapKeyRef:
                  name: myconfigmap
                  key: mykey
      restartPolicy: Never
  4. pod.yaml ファイルから Pod を作成します。

    $ oc create -f pod.yaml
  5. コンテナーのログで MY_CONFIGMAP_VALUE の値を確認します。

    $ oc logs -p dapi-env-test-pod
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.