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See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.14.4.8. 不透明な整数リソース
不透明な整数リソースは、クラスターのオペレーターがシステムで認識されない新規のノードレベルのリソースを提供することを可能にします。ユーザーは CPU やメモリーと同様に Pod 仕様にあるこれらのリソースを消費できます。スケジューラーは、利用可能な量を上回るリソースが複数の Pod に同時に割り当てられないようにリソースアカウンティングを実行します。
不透明な整数リソースは現時点でアルファ機能であり、リソースアカウンティングのみが実装されています。これらのリソースについてのリソースクォータや制限範囲のサポートはなく、これらが QoS に影響を与えることはありません。
					不透明な整数リソースが 不透明 (opaque) と言われるのは、OpenShift Container Platform がリソースが何を認識しない状態でも、そのリソースが十分にある場合に Pod をノードにスケジュールするためです。それらが 整数リソース と言われるのは、それらが整数で表される量で利用可能であるか、または 公開 されるためです。API サーバーはこれらのリソースの量を整数に制限します。有効な 量の例は、3、3000m、および 3Ki などです。
				
通常はクラスター管理者がリソースを作成し、それらを利用可能にします。不透明な整数リソースの作成についての詳細は、『管理者ガイド』の「 不透明な 整数リソース」を参照してください。
					Pod の不透明な整数リソースを消費するには、不透明なリソースの名前を spec.containers[].resources.requests フィールドにキーとして含めるように Pod を編集します。
				
					例: 以下の Pod は 2 つの CPU および 1 つの foo (不透明なリソース) を要求しています。
				
					Pod は、(CPU、メモリー、およびすべての不透明なリソースを含む) リソース要求のすべてが満たされる場合にのみスケジュールされます。Pod は、リソース要求がいずれのノードでも満たされない場合には PENDING 状態のままになります。