27.7. サブパスの指定


volumeMounts.subPathプロパティを使用して、ボリュームのルートではなく、ボリューム内のサブパスを指定します。subPath を使用すると、1 つの Pod でボリュームを共有して複数の用途に使用できます。

ボリューム内のファイルの一覧を表示するには、oc rsh コマンドを実行します。

$ oc rsh <pod>
sh-4.2$ ls /path/to/volume/subpath/mount
example_file1 example_file2 example_file3

subPath を指定します。

subPath の使用例

apiVersion: v1
kind: Pod
metadata:
  name: my-site
spec:
    containers:
    - name: mysql
      image: mysql
      volumeMounts:
      - mountPath: /var/lib/mysql
        name: site-data
        subPath: mysql 1
    - name: php
      image: php
      volumeMounts:
      - mountPath: /var/www/html
        name: site-data
        subPath: html 2
    volumes:
    - name: site-data
      persistentVolumeClaim:
        claimName: my-site-data

1
データベースは mysql フォルダーに保存されます。
2
HTML コンテンツは html フォルダーに保存されます。
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