8.9.3. SerialLatestOnly 実行ポリシー


runPolicy フィールドを SerialLatestOnly に設定すると、Serial 実行ポリシーと同様に、Build 設定から作成される新規ビルドすべてが順次実行されます。相違点は、現在実行中のビルドの完了後に、実行される次のビルドが作成される最新ビルドになるという点です。言い換えると、キューに入っているビルドはスキップされるので、これらの実行を待機しないということです。スキップされたビルドは Cancelled としてマークされます。このポリシーは、反復的な開発を迅速に行う場合に使用できます。

SerialLatestOnly ポリシーで sample-build 設定から 3 つのビルドをトリガーすると以下のようになります。

NAME             TYPE      FROM          STATUS    STARTED          DURATION
sample-build-1   Source    Git@e79d887   Running   13 seconds ago   13s
sample-build-2   Source    Git           Cancelled
sample-build-3   Source    Git           New

sample-build-2 のビルドはキャンセル (スキップ) され、sample-build-1 の完了後に、sample-build-3 ビルドが次のビルドとして実行されます。

NAME             TYPE      FROM          STATUS    STARTED          DURATION
sample-build-1   Source    Git@e79d887   Completed 43 seconds ago   34s
sample-build-2   Source    Git           Cancelled
sample-build-3   Source    Git@1aa381b   Running   2 seconds ago    2s
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