27.3. ボリュームの追加


ボリューム、ボリュームマウントまたはそれらの両方を Pod テンプレートに追加するには、以下を実行します。

$ oc volume <object_type>/<name> --add [options]
表27.2 ボリュームを追加するためのサポートされるオプション
オプション詳細Default

--name

ボリュームの名前。

指定がない場合は、自動的に生成されます。

-t, --type

ボリュームソースの名前。サポートされる値は emptyDirhostPathsecretconfigmappersistentVolumeClaim または projected です。

emptyDir

-c, --containers

名前でコンテナーを選択します。すべての文字に一致するワイルドカード '*' を取ることもできます。

'*'

-m, --mount-path

選択されたコンテナー内のマウントパス。

 

--path

ホストパス。--type=hostPath の必須パラメーターです。

 

--secret-name

シークレットの名前。--type=secret の必須パラメーターです。

 

--configmap-name

configmap の名前。--type=configmap の必須のパラメーターです。

 

--claim-name

永続ボリューム要求 (PVC) の名前。--type=persistentVolumeClaim の必須パラメーターです。

 

--source

JSON 文字列としてのボリュームソースの詳細。必要なボリュームソースが --type でサポートされない場合に推奨されます。

 

-o, --output

サーバー上で更新せずに変更したオブジェクトを表示します。サポートされる値は jsonyaml です。

 

--output-version

指定されたバージョンで変更されたオブジェクトを出力します。

api-version

新規ボリュームソース emptyDir をデプロイメント設定の レジストリー に追加します。

$ oc volume dc/registry --add

レプリケーションコントローラー r1 のシークレット $ecret を使用してボリューム v1 を追加し、コンテナー内の /data でマウントします。

$ oc volume rc/r1 --add --name=v1 --type=secret --secret-name='$ecret' --mount-path=/data

要求名 pvc1 を使って既存の永続ボリューム v1 をディスク上のデプロイメント設定 dc.json に追加し、ボリュームをコンテナー c1/data でマウントし、サーバー上でデプロイメント設定を更新します。

$ oc volume -f dc.json --add --name=v1 --type=persistentVolumeClaim \
  --claim-name=pvc1 --mount-path=/data --containers=c1

すべてのレプリケーションコントローラーについてリビジョン 5125c45f9f563 を使い、Git リポジトリー https://github.com/namespace1/project1 に基づいてボリューム v1 を追加します。

$ oc volume rc --all --add --name=v1 \
  --source='{"gitRepo": {
                "repository": "https://github.com/namespace1/project1",
                "revision": "5125c45f9f563"
            }}'
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.