22.3.2. コマンドライン引数の設定
ConfigMap
は、コンテナーのコマンドまたは引数の値を設定するために使用することもできます。これは、Kubernetes 置換構文 $(VAR_NAME)
を使用して実行できます。以下の ConfigMaps
について見てみましょう。
apiVersion: v1 kind: ConfigMap metadata: name: special-config namespace: default data: special.how: very special.type: charm
値をコマンドラインに挿入するには、「環境変数での使用」のユースケースで説明されているように環境変数として使用する必要のあるキーを使用する必要があります。次に、$(VAR_NAME)
構文を使用してコンテナーのコマンドでそれらを参照することができます。
特定の環境変数を挿入するように設定されている Pod 仕様のサンプル
apiVersion: v1 kind: Pod metadata: name: dapi-test-pod spec: containers: - name: test-container image: gcr.io/google_containers/busybox command: [ "/bin/sh", "-c", "echo $(SPECIAL_LEVEL_KEY) $(SPECIAL_TYPE_KEY)" ] env: - name: SPECIAL_LEVEL_KEY valueFrom: configMapKeyRef: name: special-config key: special.how - name: SPECIAL_TYPE_KEY valueFrom: configMapKeyRef: name: special-config key: special.type restartPolicy: Never
この Pod が実行されると、test-container コンテナーからの出力は以下のようになります。
very charm