9.2.4. コンテナー内でのコマンドの実行
コンテナーにコマンドを追加して、イメージの ENTRYPOINT
を却下して、コンテナーの起動動作を変更することができます。これは、指定したタイミングでデプロイメントごとに 1 回実行できるライフサイクルフックとは異なります。
command
パラメーターを、デプロイメントの spec
フィールドを追加します。command
コマンドを変更する args
フィールドも追加できます (または command
が存在しない場合には、ENTRYPOINT
)。
... spec: containers: - name: <container_name> image: 'image' command: - '<command>' args: - '<argument_1>' - '<argument_2>' - '<argument_3>' ...
たとえば、-jar
および /opt/app-root/springboots2idemo.jar 引数を指定して、java
コマンドを実行するには、以下を実行します。
... spec: containers: - name: example-spring-boot image: 'image' command: - java args: - '-jar' - /opt/app-root/springboots2idemo.jar ...