9.2.6.2. ImageChange Trigger
ImageChange
トリガーにより、イメージストリームタグの内容が変更されるたびに、(イメージ の新規バージョンがプッシュされるタイミングで)新規レプリケーションコントローラーが作成されます。
例9.2 ImageChange トリガー
triggers:
- type: "ImageChange"
imageChangeParams:
automatic: true 1
from:
kind: "ImageStreamTag"
name: "origin-ruby-sample:latest"
namespace: "myproject"
containerNames:
- "helloworld"
- 1
imageChangeParams.automatic
フィールドがfalse
に設定されると、トリガーが無効になります。
上記の例では、origin-ruby-sample イメージストリームの latest
タグの値が変更され、新しいイメージの値がデプロイメント設定の helloworld コンテナーに指定されている現在のイメージと異なる場合に、helloworld コンテナーの新規イメージを使用して、新しいレプリケーションコントローラーが作成されます。
ImageChange
トリガーがデプロイメント設定 (ConfigChange
トリガーと automatic=false
、または automatic=true
) で定義されていて、ImageChange
トリガーで参照されている ImageStreamTag
がまだ存在していない場合には、ビルドにより、イメージが、ImageStreamTag
にインポートまたはプッシュされた直後に初回のデプロイメントプロセスが自動的に開始されます。
9.2.6.2.1. コマンドラインの使用するには、以下を行います。
oc set triggers
コマンドは、デプロイメント設定のデプロイメントトリガーを設定するために使用できます。上記の例では、次のコマンドを使用して ImageChangeTrigger
を設定できます。
$ oc set triggers dc/frontend --from-image=myproject/origin-ruby-sample:latest -c helloworld
詳細は以下を参照してください。
$ oc set triggers --help