39.3. Cron ジョブ後のクリーンアップ


.spec.successfulJobsHistoryLimit.spec.failedJobsHistoryLimit のフィールドはオプションです。これらのフィールドでは、完了したジョブと失敗したジョブのそれぞれを保存する数を指定します。デフォルトで、これらのジョブの保存数はそれぞれ 31 に設定されます。制限に 0 を設定すると、終了後に対応する種類のジョブのいずれも保持しません。

Cron ジョブはジョブや Pod などのアーティファクトリソースをそのままにすることがあります。ユーザーは履歴制限を設定して古いジョブとそれらの Pod が適切に消去されるようにすることが重要です。現時点で、これに対応する 2 つのフィールドが Cron ジョブ仕様にあります。

apiVersion: batch/v1beta1
kind: CronJob
metadata:
  name: pi
spec:
  successfulJobsHistoryLimit: 3 1
  failedJobsHistoryLimit: 1     2
  schedule: "*/1 * * * *"
  jobTemplate:
    spec:
  ...
1 1 1
保持する成功した終了済みジョブの数 (デフォルトは 3 に設定)。
2 2 2
保持する失敗した終了済みジョブの数 (デフォルトは 1 に設定)。
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