25.2. イメージのプルソースの表示
ネットワークに制限のないクラスターの場合には、crictl images
など、ノードでコマンドを使用して、プルしたイメージのソースを表示できます。
ただし、非接続インストールでは、プルされたイメージのソースを表示するには、以下の手順のように CRI-O ログを確認して、Trying to access
のログエントリーを特定する必要があります。crictl images
コマンドなど、イメージプルソースを表示する他の方法では、イメージがミラーリングされた場所からプルされている場合でも、ミラーリングされていないイメージ名を表示します。
前提条件
-
cluster-admin
ロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。
手順
マスターまたはワーカーノードの CRI-O ログを確認します。
$ oc adm node-logs <node_name> -u crio
出力例
Trying to access
ログエントリーは、イメージがプルされる場所を示します。... Mar 17 02:52:50 ip-10-0-138-140.ec2.internal crio[1366]: time="2021-08-05 10:33:21.594930907Z" level=info msg="Pulling image: quay.io/openshift-release-dev/ocp-release:4.10.0-ppc64le" id=abcd713b-d0e1-4844-ac1c-474c5b60c07c name=/runtime.v1alpha2.ImageService/PullImage Mar 17 02:52:50 ip-10-0-138-140.ec2.internal crio[1484]: time="2021-03-17 02:52:50.194341109Z" level=info msg="Trying to access \"li0317gcp1.mirror-registry.qe.gcp.devcluster.openshift.com:5000/ocp/release@sha256:1926eae7cacb9c00f142ec98b00628970e974284b6ddaf9a6a086cb9af7a6c31\"" Mar 17 02:52:50 ip-10-0-138-140.ec2.internal crio[1484]: time="2021-03-17 02:52:50.226788351Z" level=info msg="Trying to access \"li0317gcp1.mirror-registry.qe.gcp.devcluster.openshift.com:5000/ocp/release@sha256:1926eae7cacb9c00f142ec98b00628970e974284b6ddaf9a6a086cb9af7a6c31\"" ...
ログは、前述の例のように、イメージのプルソースを 2 回表示する場合があります。
ImageContentSourcePolicy
オブジェクトに複数のミラーをリスト表示する場合には、OpenShift Container Platform はイメージを設定にリスト表示されている順序でプルしようとします。以下に例を示します。Trying to access \"li0317gcp1.mirror-registry.qe.gcp.devcluster.openshift.com:5000/ocp/release@sha256:1926eae7cacb9c00f142ec98b00628970e974284b6ddaf9a6a086cb9af7a6c31\" Trying to access \"li0317gcp2.mirror-registry.qe.gcp.devcluster.openshift.com:5000/ocp/release@sha256:1926eae7cacb9c00f142ec98b00628970e974284b6ddaf9a6a086cb9af7a6c31\"