10.9. ユーザー定義のアラートルーティングの Alertmanager へのカスタム設定の適用


ユーザー定義のアラートルーティング専用の Alertmanager の別のインスタンスを有効にしている場合は、openshift-user-workload-monitoring namespace で alertmanager-user-workload シークレットを編集して Alertmanager のこのインスタンスの設定を上書きできます。

前提条件

  • cluster-admin クラスターロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできます。

手順

  1. 現在アクティブな Alertmanager 設定をファイル alertmanager.yaml に出力します。

    $ oc -n openshift-user-workload-monitoring get secret alertmanager-user-workload --template='{{ index .data "alertmanager.yaml" }}' | base64 --decode > alertmanager.yaml
  2. alertmanager.yaml で設定を編集します。

    route:
      receiver: Default
      group_by:
      - name: Default
      routes:
      - matchers:
        - "service = prometheus-example-monitor" 1
        receiver: <receiver> 2
    receivers:
    - name: Default
    - name: <receiver>
    #  <receiver_configuration>
    1
    ルートに一致するアラートを指定します。この例では、service="prometheus-example-monitor" ラベルの付いたすべてのアラートを示しています。
    2
    アラートグループに使用するレシーバーを指定します。
  3. 新規設定をファイルで適用します。

    $ oc -n openshift-user-workload-monitoring create secret generic alertmanager-user-workload --from-file=alertmanager.yaml --dry-run=client -o=yaml |  oc -n openshift-user-workload-monitoring replace secret --filename=-

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