4.6. バグ修正
- 以前は、大規模なクラスターでは OpenShift Virtualization MAC プールマネージャーの起動に時間がかかりすぎる可能性があり、OpenShift Virtualization が準備状態にならないことがありました。今回の更新により、プールの初期化と起動の待ち時間が短縮されました。その結果、仮想マシンを正常に定義できるようになりました。(BZ#2035344)
- シャットダウン中に Windows 仮想マシンがクラッシュまたはハングした場合、手動で強制シャットダウンリクエストを発行して仮想マシンを停止できるようになりました。(BZ#2040766)
- 仮想マシンウィザードの YAML の例が更新され、アップストリームの最新の変更が含まれるようになりました。(BZ#2055492)
- VM Network Interfaces タブの Add Network Interface ボタンが、非特権ユーザーに対して無効にならなくなりました。(BZ#2056420)
- 非特権ユーザーは、RBAC ルールエラーを取得することなく、仮想マシンにディスクを正常に追加できるようになりました。(BZ#2056421)
- Web コンソールは、カスタム namespace にデプロイされた仮想マシンテンプレートを正常に表示するようになりました。(BZ#2054650)
-
以前は、
spec.evictionStrategy
フィールドが VMI のLiveMigrate
に設定されている場合、Single Node OpenShift (SNO) クラスターの更新が失敗していました。ライブマイグレーションを成功させるには、クラスターに複数のコンピュートノードが必要です。今回の更新により、spec.evictionStrategy
フィールドが SNO 環境の仮想マシンテンプレートから削除されました。その結果、クラスターの更新が成功するようになりました。(BZ#2073880)