4.3. 新機能および変更された機能
- コンピュートノードがゼロの 3 ノードクラスター に OpenShift Virtualization をデプロイできるようになりました。
- デフォルトでは、仮想マシンは非特権ワークロードとしてセッションモードで実行されます。この機能は、escalation-of-privilege 攻撃を軽減することでクラスターのセキュリティーを向上させます。
- Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 9 がゲストオペレーティングシステムとしてサポートされるようになりました。
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OpenShift Container Platform Web コンソールに Migration Toolkit for Virtualization (MTV) Operator をインストールするためのリンクが移動されました。現在は、Virtualization
Overview ページの Getting started resources カードの Related operators セクションにあります。
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HyperConverged
カスタム リソース (CR) を編集することで、virtLauncher
、virtHandler
、virtController
、virtAPI
、およびvirtOperator
Pod ログの 詳細レベル を設定して、特定のコンポーネントをデバッグできます。
4.3.1. クイックスタート
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クイックスタートツアーは、複数の OpenShift Virtualization 機能で利用できます。ツアーを表示するには、OpenShift Virtualization コンソールのヘッダーのメニューバーにある Help アイコン ? をクリックし、Quick Starts を選択します。Filter フィールドに
virtualization
キーワードを入力して、利用可能なツアーをフィルタリングできます。
4.3.2. ストレージ
- 仮想マシンのスナップショット に関する情報を提供する新しいメトリックを使用できます。
- 非接続環境のログ数を減らしたり、リソースの使用量を減らしたりできます。そのためには、事前定義済みブートソースの自動インポートと更新を無効 にします。
4.3.3. Web コンソール
- Web コンソールを使用して、テンプレートおよび仮想マシンの 起動モード を BIOS、UEFI、または UEFI (セキュア) に設定できます。
- VirtualMachine details ページの Scheduling タブで、Web コンソールから descheduler を有効または無効にできるようになりました。
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サイドメニューの Virtualization
VirtualMachines に移動して、仮想マシンにアクセスできます。各仮想マシンには、仮想マシンの設定、アラート、スナップショット、ネットワークインターフェイス、ディスク、使用状況データ、およびハードウェアデバイスに関する情報を提供する、更新された Overview タブ が表示されるようになりました。 - Web コンソールの Create a Virtual Machine ウィザードは仮想マシンの作成に使用できる使用可能なテンプレートをリスト表示する カタログ ページに置き換えられました。使用可能なブートソースを備えたテンプレートを使用して仮想マシンをすばやく作成したり、テンプレートをカスタマイズして仮想マシンを作成したりできます。
- Windows 仮想マシンに vGPU が接続されている場合、Web コンソールを使用して、デフォルトのディスプレイと vGPU ディスプレイを切り替える ことができるようになりました。
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サイド メニューの Virtualization
Templates に移動して、仮想マシンテンプレートにアクセスできます。更新された VirtualMachine Templates ページでは、ワークロードプロファイル、ブートソース、CPU とメモリーの設定など、各テンプレートに関する有用な情報が提供されるようになりました。
- Create Template ウィザードは VirtualMachine Templates ページから削除されました。YAML ファイルの例を編集して、仮想マシンテンプレートを作成 します。