This documentation is for a release that is no longer maintained
See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.10.4. コントロールプレーンの TLS セキュリティープロファイルの設定
コントロールプレーンの TLS セキュリティープロファイルを設定するには、APIServer カスタムリソース (CR) を編集して、事前定義済みまたはカスタムの TLS セキュリティープロファイルを指定します。APIServer CR に TLS セキュリティープロファイルを設定すると、設定は以下のコントロールプレーンのコンポーネントに伝播されます。
- Kubernetes API サーバー
- Kubernetes コントローラーマネージャー
- Kubernetes スケジューラー
- OpenShift API サーバー
- OpenShift OAuth API サーバー
- OpenShift OAuth サーバー
- etcd
TLS セキュリティープロファイルが設定されていない場合には、TLS セキュリティープロファイルは Intermediate になります。
Ingress コントローラーのデフォルトの TLS セキュリティープロファイルは API サーバーの TLS セキュリティープロファイルに基づいています。
Old TLS のセキュリティープロファイルを設定するサンプル APIServer CR
TLS セキュリティープロファイルは、コントロールプレーンのコンポーネントとの通信に必要な TLS の最小バージョンと TLS 暗号を定義します。
設定した TLS セキュリティープロファイルは、Spec.Tls Security Profile の APIServer カスタムリソース (CR) で確認できます。Custom TLS セキュリティープロファイルの場合には、特定の暗号と最小 TLS バージョンが一覧表示されます。
コントロールプレーンは、最小 TLS バージョンとして TLS 1.3 をサポートしません。Modern プロファイルは TLS 1.3 を必要とするため、サポート対象外です。
前提条件
-
cluster-adminロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。
手順
デフォルトの
APIServerCR を編集して TLS セキュリティープロファイルを設定します。oc edit APIServer cluster
$ oc edit APIServer clusterCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow spec.tlsSecurityProfileフィールドを追加します。CustomプロファイルのAPIServerCR のサンプルCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 変更を適用するためにファイルを保存します。
検証
TLS セキュリティープロファイルが
APIServerCR に設定されていることを確認します。oc describe apiserver cluster
$ oc describe apiserver clusterCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow TLS セキュリティープロファイルが
etcdCR に設定されていることを確認します。oc describe etcd cluster
$ oc describe etcd clusterCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow