16.8. 外部 DNS Operator でのクラスター全体のプロキシーの設定


外部 DNS Operator でクラスター全体のプロキシーを設定できます。外部 DNS Operator でクラスター全体のプロキシーを設定した後、Operator Lifecycle Manager (OLM) は、Operator のすべてのデプロイメントを HTTP_PROXYHTTPS_PROXY、および NO_PROXY などの環境変数で自動的に更新します。

16.8.1. クラスター全体のプロキシーの認証局を信頼するように外部 DNS Operator を設定する

外部 DNS Operator を設定して、クラスター全体のプロキシーの認証局を信頼できます。

手順

  1. 次のコマンドを実行して、external-dns-operator namespace に CA バンドルを含める config map を作成します。

    $ oc -n external-dns-operator create configmap trusted-ca
  2. 信頼できる CA バンドルを config map に挿入するには、次のコマンドを実行して、config.openshift.io/inject-trusted-cabundle=true ラベルを config map に追加します。

    $ oc -n external-dns-operator label cm trusted-ca config.openshift.io/inject-trusted-cabundle=true
  3. 次のコマンドを実行して、外部 DNS Operator のサブスクリプションを更新します。

    $ oc -n external-dns-operator patch subscription external-dns-operator --type='json' -p='[{"op": "add", "path": "/spec/config", "value":{"env":[{"name":"TRUSTED_CA_CONFIGMAP_NAME","value":"trusted-ca"}]}}]'

検証

  • 外部 DNS Operator のデプロイ後、次のコマンドを実行して、信頼できる CA 環境変数が external-dns-operator デプロイメントに追加されていることを確認します。

    $ oc -n external-dns-operator exec deploy/external-dns-operator -c external-dns-operator -- printenv TRUSTED_CA_CONFIGMAP_NAME

    出力例

    trusted-ca

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