5.6. OpenShift Virtualization のアンインストール
Web コンソールまたはコマンドラインインターフェイス (CLI) を使用して OpenShift Virtualization をアンインストールし、OpenShift Virtualization ワークロード、Operator、およびそのリソースを削除します。
5.6.1. Web コンソールを使用した OpenShift Virtualization のアンインストール
Web コンソール を使用して OpenShift Virtualization をアンインストールし、以下のタスクを実行します。
最初に、すべての 仮想マシン、仮想マシンインスタンス、および データボリューム を削除する必要があります。
ワークロードがクラスターに残っている間は、OpenShift Virtualization をアンインストールできません。
5.6.1.1. HyperConverged カスタムリソースの削除
OpenShift Virtualization をアンインストールするには、最初に HyperConverged
カスタムリソース (CR) を削除します。
前提条件
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cluster-admin
権限を持つアカウントを使用して OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできる。
手順
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Operators
Installed Operators ページに移動します。 - OpenShift Virtualization Operator を選択します。
- OpenShift Virtualization Deployment タブをクリックします。
-
kubevirt-hyperconverged
の横にある Options メニュー をクリックし、Delete HyperConverged を選択します。 - 確認ウィンドウで Delete をクリックします。
5.6.1.2. Web コンソールの使用によるクラスターからの Operator の削除
クラスター管理者は Web コンソールを使用して、選択した namespace からインストールされた Operator を削除できます。
前提条件
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cluster-admin
パーミッションを持つアカウントを使用して OpenShift Container Platform クラスター Web コンソールにアクセスできる。
手順
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Operators
Installed Operators ページに移動します。 - スクロールするか、キーワードを Filter by name フィールドに入力して、削除する Operator を見つけます。次に、それをクリックします。
Operator Details ページの右側で、Actions 一覧から Uninstall Operator を選択します。
Uninstall Operator? ダイアログボックスが表示されます。
Uninstall を選択し、Operator、Operator デプロイメント、および Pod を削除します。このアクションの後には、Operator は実行を停止し、更新を受信しなくなります。
注記このアクションは、カスタムリソース定義 (CRD) およびカスタムリソース (CR) など、Operator が管理するリソースは削除されません。Web コンソールおよび継続して実行されるクラスター外のリソースによって有効にされるダッシュボードおよびナビゲーションアイテムには、手動でのクリーンアップが必要になる場合があります。Operator のアンインストール後にこれらを削除するには、Operator CRD を手動で削除する必要があります。
5.6.1.3. Web コンソールを使用した namespace の削除
OpenShift Container Platform Web コンソールを使用して namespace を削除できます。
前提条件
-
cluster-admin
権限を持つアカウントを使用して OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできる。
手順
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Administration
Namespaces に移動します。 - namespace の一覧で削除する必要のある namespace を見つけます。
- namespace の一覧の右端で、Options メニュー から Delete Namespace を選択します。
- Delete Namespace ペインが表示されたら、フィールドから削除する namespace の名前を入力します。
- Delete をクリックします。
5.6.1.4. OpenShift Virtualization カスタムリソース定義の削除
Web コンソールを使用して、OpenShift Virtualization カスタムリソース定義 (CRD) を削除できます。
前提条件
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cluster-admin
権限を持つアカウントを使用して OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできる。
手順
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Administration
CustomResourceDefinitions に移動します。 -
Label フィルターを選択し、Search フィールドに
operators.coreos.com/kubevirt-hyperconverged.openshift-cnv
と入力して OpenShift Virtualization CRD を表示します。 - 各 CRD の横にある Options メニュー をクリックし、Delete CustomResourceDefinition の削除を選択します。
5.6.2. CLI を使用した OpenShift Virtualization のアンインストール
コマンドラインインターフェイス (CLI) を使用して OpenShift Virtualization をアンインストールできます。
前提条件
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cluster-admin
権限を持つアカウントを使用して OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできる。 - OpenShift CLI (oc) がインストールされている。
- すべての 仮想マシン、仮想マシンインスタンス、および データボリューム を削除しました。ワークロードがクラスターに残っている間は、OpenShift Virtualization をアンインストールできません。
手順
HyperConverged
カスタムリソースを削除します。$ oc delete HyperConverged kubevirt-hyperconverged -n openshift-cnv
OpenShift Virtualization Operator サブスクリプションを削除します。
$ oc delete subscription kubevirt-hyperconverged -n openshift-cnv
OpenShift Virtualization
ClusterServiceVersion
リソースを削除します。$ oc delete csv -n openshift-cnv -l operators.coreos.com/kubevirt-hyperconverged.openshift-cnv
OpenShift Virtualization namespace を削除します。
$ oc delete namespace openshift-cnv
dry-run
オプションを指定してoc delete crd
コマンドを実行し、OpenShift Virtualization カスタムリソース定義 (CRD) を一覧表示します。$ oc delete crd --dry-run=client -l operators.coreos.com/kubevirt-hyperconverged.openshift-cnv
出力例
customresourcedefinition.apiextensions.k8s.io "cdis.cdi.kubevirt.io" deleted (dry run) customresourcedefinition.apiextensions.k8s.io "hostpathprovisioners.hostpathprovisioner.kubevirt.io" deleted (dry run) customresourcedefinition.apiextensions.k8s.io "hyperconvergeds.hco.kubevirt.io" deleted (dry run) customresourcedefinition.apiextensions.k8s.io "kubevirts.kubevirt.io" deleted (dry run) customresourcedefinition.apiextensions.k8s.io "networkaddonsconfigs.networkaddonsoperator.network.kubevirt.io" deleted (dry run) customresourcedefinition.apiextensions.k8s.io "ssps.ssp.kubevirt.io" deleted (dry run) customresourcedefinition.apiextensions.k8s.io "tektontasks.tektontasks.kubevirt.io" deleted (dry run)
dry-run
オプションを指定せずにoc delete crd
コマンドを実行して、CRD を削除します。$ oc delete crd -l operators.coreos.com/kubevirt-hyperconverged.openshift-cnv