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See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.5.17. Red Hat Virtualization CSI Driver Operator
5.17.1. 概要 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Container Platform は、Red Hat Virtualization (RHV) の Container Storage Interface (CSI) ドライバーを使用して永続ボリューム (PV) をプロビジョニングできます。
Container Storage Interface (CSI) Operator およびドライバーを使用する場合、永続ストレージ および CSI ボリュームの設定 について理解しておくことを推奨します。
					RHV ストレージアセットにマウントする CSI でプロビジョニングされる PV を作成するには、OpenShift Container Platform は openshift-cluster-csi-drivers namespace にデフォルトで oVirt CSI ドライバーおよび oVirt CSI ドライバーをインストールします。
				
- 
							oVirt CSI Driver Operator は、永続ボリューム要求 (PVC) の作成に使用できるデフォルトの 
StorageClassオブジェクトを提供します。 - oVirt CSI ドライバー を使用すると、oVirt PV を作成し、マウントできます。
 
5.17.2. CSI について リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ストレージベンダーはこれまで Kubernetes の一部としてストレージドライバーを提供してきました。Container Storage Interface (CSI) の実装では、サードパーティーのプロバイダーは、コア Kubernetes コードを変更せずに標準のインターフェイスを使用してストレージプラグインを提供できます。
CSI Operator は、in-tree (インツリー) ボリュームプラグインでは不可能なボリュームスナップショットなどのストレージオプションを OpenShift Container Platform ユーザーに付与します。
oVirt CSI ドライバーは、スナップショットをサポートしていません。
5.17.3. Red Hat Virtualization (RHV) CSI ドライバーストレージクラス リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
					OpenShift Container Platform は、動的にプロビジョニングされる永続ボリュームを作成するために使用される ovirt-csi-sc という名前のタイプが StorageClass のデフォルトオブジェクトを作成します。
				
					異なる設定の追加ストレージクラスを作成するには、以下のサンプル YAML で記述される StorageClass オブジェクトを使用してファイルを作成し、保存します。
				
ovirt-storageclass.yaml
- 1
 - ストレージクラス名
 - 2
 - ストレージクラスがクラスターのデフォルトストレージクラスの場合に
falseに設定されます。trueに設定される場合、既存のデフォルトストレージクラスを編集し、falseに設定する必要があります。 - 3
 trueは動的ボリューム拡張を有効にし、falseはこれを防ぎます。trueが推奨されます。- 4
 - このストレージクラスの動的にプロビジョニングされる永続ボリュームは、この回収ポリシーで作成されます。このデフォルトポリシーは
Deleteです。 - 5
 PersistentVolumeClaimsをプロビジョニングし、バインドする方法を示します。設定されていない場合は、VolumeBindingImmediateが使用されます。このフィールドは、VolumeScheduling機能を有効にするサーバーによってのみ適用されます。- 6
 - 使用する RHV ストレージドメイン名。
 - 7
 trueの場合、ディスクはシンプロビジョニングされます。falseの場合、ディスクは事前割り当てされます。シンプロビジョニングが推奨されています。- 8
 - オプション: 作成するファイルシステムタイプ。使用できる値は
ext4(デフォルト) またはxfsです。 
5.17.4. RHV での永続ボリュームの作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
					PersistentVolumeClaim (PVC) オブジェクトの作成時に、OpenShift Container Platform は新規の永続ボリューム (PV) をプロビジョニングし、PersistentVolume オブジェクトを作成します。
				
前提条件
- 実行中の OpenShift Container Platform クラスターにログインしている。
 - 
							
ovirt-credentialsシークレットに正しい RHV 認証情報を指定している。 - oVirt CSI ドライバーをインストールしている。
 - 1 つ以上のストレージクラスが定義されている。
 
手順
Web コンソールを使用して RHV で永続ボリュームを動的に作成する場合は、以下を実行します。
- 
									OpenShift Container Platform コンソールで、Storage 
Persistent Volume Claims をクリックします。  - 永続ボリューム要求 (PVC) の概要で、Create Persistent Volume Claim をクリックします。
 - 結果のページで必要なオプションを定義します。
 - 
									適切な 
StorageClassオブジェクト (デフォルトはovirt-csi-sc) を選択します。 - ストレージ要求の一意の名前を入力します。
 - アクセスモードを選択します。現時点で、RWO (ReadWriteOnce) は唯一のサポートされているアクセスモードです。
 - ストレージ要求のサイズを定義します。
 ボリュームモードを選択します。
Filesystem: Pod にディレクトリーとしてマウントされます。このモードはデフォルトです。Block: ファイルシステムのないブロックデバイスです。- 
									Create をクリックして 
PersistentVolumeClaimオブジェクトを作成し、PersistentVolumeオブジェクトを生成します。 
- 
									OpenShift Container Platform コンソールで、Storage 
 コマンドラインインターフェイス (CLI) を使用して RHV CSI ボリュームを動的に作成するには、以下を実行します。
以下のサンプル YAML によって記述される
PersistentVolumeClaimオブジェクトを使用してファイルを作成し、保存します。pvc-ovirt.yaml
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下のコマンドを実行して、直前の手順で保存されたオブジェクトを作成します。
oc create -f pvc-ovirt.yaml
$ oc create -f pvc-ovirt.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow ボリュームが作成され、準備状態にあることを確認するには、以下のコマンドを実行します。
oc get pvc pvc-ovirt
$ oc get pvc pvc-ovirtCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow pvc-manilaは、これが Bound であることを示します。