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16.4. SCC (Security Context Constraints) の作成

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CLI を使用して SCC (Security Context Constraint) を作成することができます。

前提条件

  • oc コマンドラインをインストールする必要があります。
  • アカウントには SCC を作成できるように cluster-admin 権限がなければなりません。

手順

  1. JSON または YAML ファイルで SCC を定義します。

    SCC (Security Context Constraints) オブジェクトの定義

    kind: SecurityContextConstraints
    apiVersion: security.openshift.io/v1
    metadata:
      name: scc-admin
    allowPrivilegedContainer: true
    runAsUser:
      type: RunAsAny
    seLinuxContext:
      type: RunAsAny
    fsGroup:
      type: RunAsAny
    supplementalGroups:
      type: RunAsAny
    users:
    - my-admin-user
    groups:
    - my-admin-group

    オプションとして、requiredDropCapabilities フィールドに必要な値を設定してドロップ機能を SCC に追加することができます。指定された機能はコンテナーからドロップされることになります。たとえば、SCC を KILLMKNOD、および SYS_CHROOT の必要なドロップ機能を使って作成するには、以下を SCC オブジェクトに追加します。

    requiredDropCapabilities:
    - KILL
    - MKNOD
    - SYS_CHROOT

    使用できる値の一覧は、Docker ドキュメントで確認できます。

    ヒント

    機能は Docker に渡されるため、特殊な ALL 値を使用してすべての機能をドロップすることができます。

  2. 次に、作成するファイルを渡して oc create を実行します。

    $ oc create -f scc_admin.yaml
    securitycontextconstraints "scc-admin" created
  3. SCC が作成されていることを確認します。

    $ oc get scc scc-admin
    NAME        PRIV      CAPS      SELINUX    RUNASUSER   FSGROUP    SUPGROUP   PRIORITY   READONLYROOTFS   VOLUMES
    scc-admin   true      []        RunAsAny   RunAsAny    RunAsAny   RunAsAny   <none>     false            [awsElasticBlockStore azureDisk azureFile cephFS cinder configMap downwardAPI emptyDir fc flexVolume flocker gcePersistentDisk gitRepo glusterfs iscsi nfs persistentVolumeClaim photonPersistentDisk quobyte rbd secret vsphere]
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