2.2. サンプルサービスのデプロイ


独自のサービスのモニタリングをテストするために、サンプルサービスをデプロイすることができます。

手順

  1. サービス設定の YAML ファイルを作成します。この例では、prometheus-example-app.yaml という名前です。
  2. サービスをデプロイするための設定をファイルに入力します。

    apiVersion: v1
    kind: Namespace
    metadata:
      name: ns1
    ---
    apiVersion: apps/v1
    kind: Deployment
    metadata:
      labels:
        app: prometheus-example-app
      name: prometheus-example-app
      namespace: ns1
    spec:
      replicas: 1
      selector:
        matchLabels:
          app: prometheus-example-app
      template:
        metadata:
          labels:
            app: prometheus-example-app
        spec:
          containers:
          - image: quay.io/brancz/prometheus-example-app:v0.2.0
            imagePullPolicy: IfNotPresent
            name: prometheus-example-app
    ---
    apiVersion: v1
    kind: Service
    metadata:
      labels:
        app: prometheus-example-app
      name: prometheus-example-app
      namespace: ns1
    spec:
      ports:
      - port: 8080
        protocol: TCP
        targetPort: 8080
        name: web
      selector:
        app: prometheus-example-app
      type: ClusterIP

    この設定は、prometheus-example-app という名前のサービスを ns1 プロジェクトにデプロイします。このサービスは、カスタム version メトリクスを公開します。

  3. 設定ファイルをクラスターに適用します。

    $ oc apply -f prometheus-example-app.yaml

    サービスをデプロイするには多少時間がかかります。

  4. サービスが実行中であることを確認できます。

    $ oc -n ns1 get pod
    NAME                                      READY     STATUS    RESTARTS   AGE
    prometheus-example-app-7857545cb7-sbgwq   1/1       Running   0          81m
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