11.2. kn CLI を使用したイベントソースおよびイベントソースタイプの一覧表示
kn
CLI を使用して、Knative Eventing で使用するために利用できるイベントソースまたはイベントソースのタイプを一覧表示し、管理できます。
現在、kn
は以下のイベントソースタイプの管理をサポートします。
ApiServerSource
- シンクを Kubernetes API サーバーに接続します。
PingSource
- 一定のペイロードを使用して ping イベントを定期的に送信します。これはタイマーとして使用できます。
11.2.1. kn
の使用による利用可能なイベントソースタイプの一覧表示
手順
ターミナルに利用可能なイベントソースタイプを一覧表示します。
$ kn source list-types
出力例
TYPE NAME DESCRIPTION ApiServerSource apiserversources.sources.knative.dev Watch and send Kubernetes API events to a sink PingSource pingsources.sources.knative.dev Periodically send ping events to a sink SinkBinding sinkbindings.sources.knative.dev Binding for connecting a PodSpecable to a sink
利用可能なイベントソースタイプを YAML 形式で一覧表示することもできます。
$ kn source list-types -o yaml
11.2.2. kn
の使用による利用可能なイベントリソースの一覧表示
以下のコマンドを使用して、利用可能なイベントソースを一覧表示します。
$ kn source list
出力例
NAME TYPE RESOURCE SINK READY a1 ApiServerSource apiserversources.sources.knative.dev svc:eshow2 True b1 SinkBinding sinkbindings.sources.knative.dev svc:eshow3 False p1 PingSource pingsources.sources.knative.dev svc:eshow1 True
11.2.2.1. 特定タイプのイベントソースのみの一覧表示
--type
フラグを使用して、特定タイプのイベントソースのみを一覧表示できます。
以下のコマンドを入力して、タイプ
PingSource
の利用可能なイベントソースを一覧表示します。$ kn source list --type PingSource
出力例
NAME TYPE RESOURCE SINK READY p1 PingSource pingsources.sources.knative.dev svc:eshow1 True
11.2.3. 次のステップ
- ApiServerSource の使用についてのドキュメントを参照してください。
- PingSource の使用についてのドキュメントを参照してください。