2.9. odo でのアプリケーションのデバッグ


重要

odo でのインタラクティブなデバッグはテクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は Red Hat の実稼働環境でのサービスレベルアグリーメント (SLA) ではサポートされていないため、Red Hat では実稼働環境での使用を推奨していません。Red Hat は実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。これらの機能は、近々発表予定の製品機能をリリースに先駆けてご提供することにより、お客様は機能性をテストし、開発プロセス中にフィードバックをお寄せいただくことができます。

Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲についての詳細は、https://access.redhat.com/ja/support/offerings/techpreview/ を参照してください。

odoを使用すると、デバッガーを割り当て、アプリケーションをリモートでデバッグできます。この機能は NodeJS および Java コンポーネントでのみサポートされます。

odo で作成されたコンポーネントは、デフォルトでデバッグモードで実行されます。デバッガーのエージェントは、特定のポートでコンポーネントに対して実行されます。アプリケーションのデバッグを開始するには、ポート転送を開始して、統合開発環境 (IDE) にバンドルされたローカルのデバッガーを割り当てる必要があります。

2.9.1. アプリケーションのデバッグ

odo debug コマンドを使用して、odo でアプリケーションをデバッグできます。

手順

  1. アプリケーションがデプロイされた後に、コンポーネントのポート転送を開始して、アプリケーションのデバッグを行います。

    $ odo debug port-forward
  2. IDE にバンドルされたデバッガーをコンポーネントに割り当てます。手順は、IDE によって異なります。

2.9.2. デバッグパラメーターの設定

odo config コマンドでリモートポートを指定し、odo debug コマンドでローカルポートを指定できます。

手順

  • デバッグエージェントを実行するリモートポートを設定するには、以下を実行します。

    $ odo config set DebugPort 9292
    注記

    この値のコンポーネントをコンポーネントに反映させるには、コンポーネントを再デプロイする必要があります。

  • ローカルポートをポート転送に設定するには、以下を実行します。

    $ odo debug port-forward --local-port 9292
    注記

    ローカルポートの値は永続化されません。ポートを変更する必要がある場合は毎回これを指定する必要があります。

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