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See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.10.7. Red Hat サポート向けの Container-native Virtualization データの収集
サポートケースを作成する際、ご使用のクラスターについてのデバッグ情報を Red Hat サポートに提供していただくと Red Hat のサポートに役立ちます。
must-gather ツールを使用すると、仮想マシンおよび Container-native Virtualization に関連する他のデータを含む、 OpenShift Container Platform クラスターについての診断情報を収集できます。
迅速なサポートを得るには、OpenShift Container Platform と container-native virtualization の両方についての診断情報を提供してください。
Container-native Virtualization はテクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は Red Hat の実稼働環境でのサービスレベルアグリーメント (SLA) ではサポートされていないため、Red Hat では実稼働環境での使用を推奨していません。Red Hat は実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。これらの機能は、近々発表予定の製品機能をリリースに先駆けてご提供することにより、お客様は機能性をテストし、開発プロセス中にフィードバックをお寄せいただくことができます。
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲についての詳細は、https://access.redhat.com/ja/support/offerings/techpreview/ を参照してください。
10.7.1. must-gather ツールについて リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
oc adm must-gather CLI コマンドは、以下のような問題のデバッグに必要となる可能性のあるクラスターからの情報を収集します。
- リソース定義
- 監査ログ
- サービスログ
--image 引数を指定してコマンドを実行する際にイメージを指定できます。イメージを指定する際、ツールはその機能または製品に関連するデータを収集します。
oc adm must-gather を実行すると、新しい Pod がクラスターに作成されます。データは Pod で収集され、must-gather.local で始まる新規ディレクトリーに保存されます。このディレクトリーは、現行の作業ディレクトリーに作成されます。
10.7.2. Container-native Virtualization データの収集について リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
oc adm must-gather CLI コマンドを使用してクラスターについての情報を収集できます。これには、Container-native Virtualization に関連する機能およびオブジェクトが含まれます。
- Hyperconverged Cluster Operator namespace(および子オブジェクト)
- Container-native Virtualization リソースに属するすべての namespace (およびそれらの子オブジェクト)
- すべての Container-native Virtualization カスタムリソース定義 (CRD)
- 仮想マシンを含むすべての namespace
- すべての仮想マシン定義
must-gatherを使用して Container-native Virtualization データを収集するには、Container-Native Virtualization イメージ --image=registry.redhat.io/container-native-virtualization/cnv-must-gather-gather-rhel8 を指定する必要があります。
10.7.3. 特定の機能に関するデータ収集 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
oc adm must-gather CLI コマンドを --image または --image-stream 引数と共に使用して、特定に機能についてのデバッグ情報を収集できます。must-gather ツールは複数のイメージをサポートするため、単一のコマンドを実行して複数の機能についてのデータを収集できます。
前提条件
-
cluster-adminロールを持つユーザーとしてのクラスターへのアクセスがあること。 -
OpenShift Container Platform CLI(
oc)がインストールされていること。
手順
-
must-gatherデータを保存するディレクトリーに移動します。 oc adm must-gatherコマンドを 1 つまたは複数の--imageまたは--image-stream引数と共に実行します。たとえば、以下のコマンドは、デフォルトのクラスターデータと Container-native Virtualization に固有の情報の両方を収集します。oc adm must-gather \ --image-stream=openshift/must-gather \ --image=registry.redhat.io/container-native-virtualization/cnv-must-gather-rhel8
$ oc adm must-gather \ --image-stream=openshift/must-gather \1 --image=registry.redhat.io/container-native-virtualization/cnv-must-gather-rhel82 Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 作業ディレクトリーに作成された
must-gatherディレクトリーから圧縮ファイルを作成します。たとえば、Linux オペレーティングシステムを使用するコンピューターで以下のコマンドを実行します。tar cvaf must-gather.tar.gz must-gather.local.5421342344627712289/
$ tar cvaf must-gather.tar.gz must-gather.local.5421342344627712289/1 Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
must-gather-local.5421342344627712289/を実際のディレクトリー名に置き換えてください。
- 圧縮ファイルを Red Hat カスタマーポータル で作成したサポートケースに添付します。