第15章 クラスター全体のプロキシーの設定
実稼働環境では、インターネットへの直接アクセスを拒否し、代わりに HTTP または HTTPS プロキシーを使用することができます。既存クラスターのプロキシーオブジェクトを変更するか、または新規クラスターの install-config.yaml
ファイルでプロキシー設定を行うことにより、OpenShift Container Platform をプロキシーを使用するように設定できます。
クラスター全体のプロキシーは、ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーのインストールを使用している場合や、サポートされるプロバイダーに、仮想プライベートクラウドや仮想ネットワークなどの独自のネットワークを提供する場合にのみサポートされます。
15.1. 前提条件
クラスターがアクセスする必要のあるサイトを確認します。
and determine whether any of them must bypass the proxy. By default, all cluster egress traffic is proxied, including calls to the cloud provider API for the cloud that hosts your cluster. Add sites to the Proxy object's `spec.noProxy` field to bypass the proxy if necessary.
注記プロキシーオブジェクトの
status.noProxy
フィールドは、デフォルトでインスタンスメタデータエンドポイント (169.254.169.254
) およびインストール設定のnetworking.machineCIDR
、networking.clusterNetwork.cidr
、およびnetworking.serviceNetwork[]
フィールドの値で設定されます。