4.3. アップグレードステータスの監視


Container-native Virtualization アップグレードステータスをモニターする最適な方法として、ClusterServiceVersion (CSV) (CSV) PHASE を監視できます。Web コンソールを使用するか、ここに提供されているコマンドを実行して CSV の状態をモニターすることもできます。

注記

PHASE および状態の値は利用可能な情報に基づく近似値になります。

前提条件

  • cluster-admin ロールを持つユーザーとしてのクラスターへのアクセスがあること。
  • OpenShift CLI (oc) のインストール。

手順

  1. 以下のコマンドを実行します。

    $ oc get csv
  2. 出力を確認し、PHASE フィールドをチェックします。以下は例になります。

    VERSION  REPLACES                                        PHASE
    2.2.1    kubevirt-hyperconverged-operator.v2.2.0         Installing
    2.2.0                                                    Replacing
  3. オプション: 以下のコマンドを実行して、すべての Container-native Virtualization コンポーネントの状態の集約されたステータスをモニターします。

    $ oc get hco -n openshift-cnv kubevirt-hyperconverged \
    -o=jsonpath='{range .status.conditions[*]}{.type}{"\t"}{.status}{"\t"}{.message}{"\n"}{end}'

    アップグレードが成功すると、以下の出力が得られます。

    ReconcileComplete  True  Reconcile completed successfully
    Available          True  Reconcile completed successfully
    Progressing        False Reconcile completed successfully
    Degraded           False Reconcile completed successfully
    Upgradeable        True  Reconcile completed successfully
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