9.4. メンテナンスモードからのノードの再開
ノードを再開することにより、ノードをメンテナンスモードから切り替え、再度スケジュール可能な状態にします。
Web コンソールまたは CLI のいずれかでノードをメンテナンスモードから再開します。
9.4.1. Web コンソールでのメンテナンスモードからのノードの再開
Options メニュー
(Compute
手順
-
Container-native Virtualization コンソールで Compute
Nodes をクリックします。 この画面からノードを再開できます。 これにより、1 つの画面で複数のノードに対してアクションを実行することがより容易になります。 または、Node Details 画面からノードを再開することもできます。 この場合、選択されたノードの総合的な詳細情報を確認できます。
- ノードの末尾の Options メニュー をクリックし、Stop Maintenance を選択します。
-
ノード名をクリックし、Node Details 画面を開いて Actions
Stop Maintenance をクリックします。
- 確認ウィンドウで Stop Maintenance をクリックします。
ノードはスケジュール可能な状態になりますが、メンテナンス前にノード上で実行されていた仮想マシンインスタンスはこのノードに自動的に戻されません。
9.4.2. CLI でのメンテナンスモードからのノードの再開
ノードの NodeMaintenance
オブジェクトを削除することによって、メンテナンスモードからノードを再開し、これを再度スケジュール可能な状態にします。
手順
NodeMaintenance
オブジェクトを見つけます。$ oc get nodemaintenance
オプション:
NodeMaintenance
オブジェクトを検査し、これが正しいノードに関連付けられていることを確認します。$ oc describe nodemaintenance <node02-maintenance>
Name: node02-maintenance Namespace: Labels: Annotations: API Version: kubevirt.io/v1alpha1 Kind: NodeMaintenance ... Spec: Node Name: node02 Reason: Replacing node02
NodeMaintenance
オブジェクトを削除します。$ oc delete nodemaintenance <node02-maintenance>