6.5. サーバーレスアプリケーションのデプロイメントの確認


サーバーレスアプリケーションが正常にデプロイされたことを確認するには、Knative によって作成されたアプリケーション URL を取得してから、その URL に要求を送信し、出力を確認する必要があります。

注記

OpenShift Serverless は HTTP および HTTPS URL の両方の使用をサポートしますが、oc get ksvc からの出力は常に http:// 形式を使用して URL を出力します。

手順

  1. アプリケーション URL を検索します。

    $ oc get ksvc <service_name>

    出力例

    NAME            URL                                        LATESTCREATED         LATESTREADY           READY   REASON
    hello   http://hello-default.example.com   hello-4wsd2   hello-4wsd2   True

  2. クラスターに対して要求を実行し、出力を確認します。

    HTTP 要求の例

    $ curl http://hello-default.example.com

    出力例

    Hello Serverless!

    HTTPS 要求の例

    $ curl https://hello-default.example.com

    出力例

    Hello Serverless!

  3. オプション。証明書チェーンで自己署名証明書に関連するエラーが発生した場合は、curl コマンドに --insecure フラグを追加して、エラーを無視できます。

    $ curl https://hello-default.example.com --insecure
    重要

    自己署名証明書は、実稼働デプロイメントでは使用しないでください。この方法は、テスト目的にのみ使用されます。

  4. オプション。OpenShift Container Platform クラスターが認証局 (CA) で署名されているが、システムにグローバルに設定されていない証明書で設定されている場合、curl コマンドでこれを指定できます。

    証明書へのパスは、--cacert フラグを使用して curl コマンドに渡すことができます。

    $ curl https://hello-default.example.com --cacert <file>
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