第7章 ASN.1 File DataFormat
Camel バージョン 2.20 以降で利用可能
ASN.1 Data Format [Introduction to ASN.1](https://www.itu.int/en/ITU-T/asn1/Pages/introduction.aspx) は、アプリケーションが複雑か非常に単純かを問わず、言語実装およびデータの物理的表現に関係なく、通信プロトコルによって送信されるデータを記述するために使用される正式な表記法用の Bouncy Castle の bcprov-jdk18on ライブラリーおよび jASN.1 の java コンパイラーに基づいた Camel Frameworks のデータ形式実装です。メッセージはプレーン Java オブジェクトに非整列化 (単純な Java POJO への変換) できます。Camel のルーティングエンジンとデータ変換の助けを借りて、POJO を操作し、カスタマイズされた書式を適用し、他の Camel コンポーネントを呼び出してメッセージを変換し、上流のシステムに送信することができます。
7.1. ASN.1 データ形式オプション
ASN.1 ファイルのデータ形式は、以下に示す 3 個のオプションをサポートしています。
名前 | デフォルト | Java タイプ | 説明 |
---|---|---|---|
usingIterator |
|
| asn1 ファイルに複数のエントリーがある場合には、このオプションを true に設定すると、スプリッター EIP を使用して、ストリーミングモードで反復子を使用してデータを分割できます。 |
clazzName |
| アンマーシャリング時に使用するクラスの名前 | |
contentTypeHeader |
|
| データフォーマットがデータ形式を実行できる場合は、データフォーマットの型で Content-Type ヘッダーを設定するかどうか。たとえば、XML にマーシャリングするデータ形式の場合は application/xml、JSON にマーシャリングするデータ形式の場合は JSon です。 |