このコンポーネントを使用して Web サービスを公開するには、まず MessageDispatcher をセットアップして、Spring XML ファイルでエンドポイントマッピングを探す必要があります。サーブレットコンテナー内で実行する予定がある場合は、web.xml で設定された MessageDispatcherServlet を使用することを推奨します。
デフォルトでは、MessageDispatcherServlet は /WEB-INF/spring-ws-servlet.xml という名前の Spring XML を探します。Spring-WS で Camel を使用するには、その XML ファイルで必須の Bean は CamelEndpointMapping のみです。この Bean により、MessageDispatcher は Web サービスリクエストをルートにディスパッチできます。
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Spring-WS のセットアップの詳細は、Writing Contract-First Web Services を参照してください。基本的に、パラグラフ 3.6「エンドポイント」の実装はこのコンポーネントによって処理されます (具体的には、パラグラフ 3.6.2「エンドポイントへのメッセージのルーティング」で CamelEndpointMapping が登場します)。また、Camel ディストリビューションに含まれている Spring Web Services Example も忘れずにチェックしてください。