8.4. クライアントエンドポイント:
クライアントエンドポイントは、エンドポイント接頭辞 client
の後にメソッドの名前と次に説明する関連オプションを使用します。エンドポイント URI には接頭辞 client
が含まれている必要があります。
as2://client/method?[options]
必須ではないエンドポイントオプションは [] で示されます。エンドポイントに必須のオプションがない場合、[] オプションのセットの 1 つを提供する必要があります。プロデューサーエンドポイントは、特別なオプション inBody
を使用することもできます。このオプションには、値が Camel Exchange In メッセージに含まれるエンドポイントオプションの名前が含まれている必要があります。
エンドポイントオプションは、エンドポイント URI またはメッセージヘッダーで動的に指定できます。メッセージヘッダー名は CamelAS2.<option>
の形式である必要があります。inBody
オプションは、メッセージヘッダーをオーバーライドすることに注意してください。つまり、エンドポイントオプション inBody=option
は CamelAS2.option
ヘッダーをオーバーライドします。
エンドポイント URI またはメッセージヘッダーのオプション defaultRequest に値が指定されていない場合は、null
と見なされます。null
値は、他のオプションが一致するエンドポイントを満たさない場合にのみ使用されることに注意してください。
AS2 API エラーの場合、エンドポイントは org.apache.http.HttpException から生成された例外が原因で RuntimeCamelException を出力します。
メソッド | オプション | 結果ボディーのタイプ |
---|---|---|
send | ediMessage、requestUri、subject、from、as2From、as2To、as2MessageStructure、ediMessageContentType、ediMessageTransferEncoding、dispositionNotificationTo、signedReceiptMicAlgorithms | org.apache.http.protocol.HttpCoreContext |
クライアントの URI オプション
名前 | タイプ |
---|---|
ediMessage | String |
requestUri | String |
subject | String |
from | String |
as2From | String |
as2To | String |
as2MessageStructure | org.apache.camel.component.as2.api.AS2MessageStructure |
ediMessageContentType | String |
ediMessageTransferEncoding | String |
dispositionNotificationTo | String |
signedReceiptMicAlgorithms | String[] |