第48章 Binding コンポーネント (非推奨)
Camel バージョン 2.11 以降で利用可能
Camel の用語では、バインディング はコントラクトでエンドポイントをラップする方法です。データ形式、コンテンツエンリッチャー、検証ステップなど。バインディングは完全にオプションであり、任意の camel エンドポイントで使用することを選択できます。
バインディングは、Camel などのさまざまなテクノロジーにサービスコントラクトを追加する SwitchYard プロジェクト の作業によって引き起こされます。ただし、Camel を SCA でラップする SwitchYard アプローチではなく、Camel Bindings は、Camel フレームワーク自体内のコントラクトで Camel エンドポイントをラップする方法を提供します。そのため、どの Camel ルート内でも簡単に使用できます。
48.1. オプション
Binding コンポーネントにはオプションがありません。
Binding エンドポイントは、URI 構文を使用して設定されます。
binding:bindingName:delegateUri
パスおよびクエリーパラメーターを使用します。
48.1.1. パスパラメーター (2 個のパラメーター):
名前 | 説明 | デフォルト | タイプ |
---|---|---|---|
bindingName | 必須 Camel レジストリーでルックアップするバインディングの名前。 | String | |
delegateUri | デリゲートエンドポイントの 必須 Uri。 | String |
48.1.2. クエリーパラメーター (4 パラメーター)
名前 | 説明 | デフォルト | タイプ |
---|---|---|---|
bridgeErrorHandler (consumer) | コンシューマーの Camel ルーティングエラーハンドラーへのブリッジを許可します。よって、コンシューマーが受信メッセージなどの取得を試行している間に発生した例外は、メッセージとして処理され、ルーティングエラーハンドラーによって処理されます。デフォルトでは、コンシューマーは org.apache.camel.spi.ExceptionHandler を使用して例外に対応し、WARN/ERROR レベルでログに記録され、無視されます。 | false | boolean |
exceptionHandler (consumer) | コンシューマーによるカスタム ExceptionHandler の使用を許可します。bridgeErrorHandler オプションが有効な場合は、このオプションは使用されないことに注意してください。デフォルトでは、コンシューマーは例外に対応し、WARN/ERROR レベルでログに記録され、無視されます。 | ExceptionHandler | |
exchangePattern (consumer) | エクスチェンジの作成時にデフォルトのエクスチェンジパターンを設定します。 | ExchangePattern | |
synchronous (advanced) | 同期処理を厳密に使用するか、Camel が非同期処理を使用できるかどうかを設定します (サポートされている場合)。 | false | boolean |