84.2. オプション
Direct 仮想マシンコンポーネントは、以下に示す 5 個のオプションをサポートします。
| 名前 | 説明 | デフォルト | タイプ | 
|---|---|---|---|
| block (producer) | アクティブな consumer を持たない direct エンドポイントにメッセージを送信する場合、ブロックして consumer がアクティブになるのを待つよう producer に指示できます。 | true | boolean | 
| timeout (producer) | ブロックが有効な場合に使用するタイムアウト値。 | 30000 | long | 
| headerFilterStrategy (advanced) | プロデューサーエンドポイントにのみ適用される HeaderFilterStrategy を設定します (両方向: リクエストとレスポンス)。デフォルト値: none。 | HeaderFilterStrategy | |
| propagateProperties (advanced) | プロデューサ側からコンシューマー側に、またはその逆にプロパティーを伝播するかどうか。デフォルト値: true | true | boolean | 
| resolveProperty Placeholders (advanced) | 起動時にコンポーネントがプロパティープレースホルダーを解決するかどうか。String タイプのプロパティーのみがプロパティープレースホルダーを使用できます。 | true | boolean | 
Direct 仮想マシンエンドポイントは、URI 構文を使用して設定されます。
direct-vm:name
direct-vm:nameパスおよびクエリーパラメーターを使用します。
84.2.1. パスパラメーター (1 個のパラメーター):
| 名前 | 説明 | デフォルト | タイプ | 
|---|---|---|---|
| name | 必須 direct-vm エンドポイントの名前 | String | 
84.2.2. クエリーパラメーター (9 パラメーター):
| 名前 | 説明 | デフォルト | タイプ | 
|---|---|---|---|
| bridgeErrorHandler (consumer) | コンシューマーの Camel ルーティングエラーハンドラーへのブリッジを許可します。よって、コンシューマーが受信メッセージなどの取得を試行している間に発生した例外は、メッセージとして処理され、ルーティングエラーハンドラーによって処理されます。デフォルトでは、コンシューマーは org.apache.camel.spi.ExceptionHandler を使用して例外に対応し、WARN/ERROR レベルでログに記録され、無視されます。 | false | boolean | 
| exceptionHandler (consumer) | コンシューマーによるカスタム ExceptionHandler の使用を許可します。bridgeErrorHandler オプションが有効な場合は、このオプションは使用されないことに注意してください。デフォルトでは、コンシューマーは例外に対応し、WARN/ERROR レベルでログに記録され、無視されます。 | ExceptionHandler | |
| exchangePattern (consumer) | エクスチェンジの作成時にデフォルトのエクスチェンジパターンを設定します。 | ExchangePattern | |
| block (producer) | アクティブな consumer を持たない direct エンドポイントにメッセージを送信する場合、ブロックして consumer がアクティブになるのを待つよう producer に指示できます。 | true | boolean | 
| failIfNoConsumers (producer) | アクティブなコンシューマーのない Direct 仮想マシンエンドポイントに送信するときに、プロデューサーが例外を出力して失敗するかどうか。 | false | boolean | 
| timeout (producer) | ブロックが有効な場合に使用するタイムアウト値。 | 30000 | long | 
| headerFilterStrategy (producer) | プロデューサーエンドポイントにのみ適用される HeaderFilterStrategy を設定します (両方向: リクエストとレスポンス)。デフォルト値: none。 | HeaderFilterStrategy | |
| propagateProperties (advanced) | プロデューサ側からコンシューマー側に、またはその逆にプロパティーを伝播するかどうか。デフォルト値: true | true | boolean | 
| synchronous (advanced) | 同期処理を厳密に使用するか、Camel が非同期処理を使用できるかどうかを設定します (サポートされている場合)。 | false | boolean |