第290章 SAP コンポーネント


SAP コンポーネントは、10 個の異なる SAP コンポーネントのスイートで構成されるパッケージです。sRFC、tRFC、および qRFC プロトコルをサポートするリモートファンクションコール (RFC) コンポーネントがあります。また、IDoc 形式のメッセージを使用して通信を容易にする IDoc コンポーネントがあります。このコンポーネントは、SAP Java Connector (SAP JCo) ライブラリーを使用して SAP との双方向通信を容易にし、SAP IDoc ライブラリーを使用して中間ドキュメント (IDoc) 形式でのドキュメントの送信を促進します。

290.1. 概要

依存関係

Maven ユーザーがこのコンポーネントを使用するには、pom.xml ファイルに次の依存関係を追加する必要があります。

<dependency>
    <groupId>org.fusesource</groupId>
    <artifactId>camel-sap</artifactId>
    <version>x.x.x</version>
<dependency>

SAP コンポーネントの追加のプラットフォーム制限

SAP コンポーネントはサードパーティーの JCo 3 および IDoc 3 ライブラリーに依存しているため、これらのライブラリーがサポートするプラットフォームにのみインストールできます。

サポートされているライブラリーのバージョンとプラットフォームの制限の詳細は、Red Hat JBoss Fuse Supported Configurations を参照してください。

SAP JCo および SAP IDoc ライブラリー

SAP コンポーネントを使用するための前提条件は、SAP Java Connector (SAP JCo) ライブラリーと SAP IDoc ライブラリーが Java ランタイムの lib/ ディレクトリーにインストールされていることです。

ターゲットオペレーティングシステムに適した SAP ライブラリーのセットを SAP Service Marketplace からダウンロードできます。

注記

これらのライブラリーをダウンロードして使用するには、SAP Service Marketplace アカウント が必要です。

ライブラリーファイルの名前は、ターゲットオペレーティングシステムによって異なります。表290.1「必要な SAP ライブラリー」

表290.1 必要な SAP ライブラリー
SAP コンポーネントLinux と UNIXWindows

SAP JCo 3

sapjco3.jar

libsapjco3.so

sapjco3.jar

sapjco3.dll

SAP IDoc

sapidoc3.jar

sapidoc3.jar

詳細は、SAP Java Connector のドキュメントを参照してください。

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// Standard document attributes to be used in the documentation
//
// The following are shared by all documents
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:numbered:
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