第173章 JDBC コンポーネント
Camel バージョン 1.2 以降で利用可能
jdbc コンポーネントを使用すると、SQL クエリー (SELECT) と操作 (INSERT、UPDATE など) がメッセージ本文で送信される JDBC を介してデータベースにアクセスできます。このコンポーネントは、spring-jdbc を使用するSQL コンポーネント とは異なり、標準の JDBC API を使用します。
			Maven ユーザーは、このコンポーネントの pom.xml に以下の依存関係を追加する必要があります。
		
			このコンポーネントはプロデューサーエンドポイントの定義にのみ使用できます。つまり、from() ステートメントで JDBC コンポーネントを使用することはできません。
		
トランザクション
				camel-jdbc オプションを使用する場合は、トランザクションマネージャーを実装して設定し、Camel ルート定義の resetAutoCommit プロパティーを false に設定する必要があります。
			
camel-jdbc を使用したトランザクションルートの定義
from("direct:tx")
    .transacted()
    .to("jdbc:test_db?resetAutoCommit=false")
from("direct:tx")
    .transacted()
    .to("jdbc:test_db?resetAutoCommit=false")
				camel-jdbc コンポーネントで使用する場合、transacted=true プロパティーは必要ありません。追加の機能が必要な場合は、camel-sql コンポーネントの使用を検討してください。
			
173.1. URI 形式
jdbc:dataSourceName[?options]
jdbc:dataSourceName[?options]このコンポーネントはプロデューサーエンドポイントのみをサポートします。
				URI には、?option=value&option=value&… の形式でクエリーオプションを追加できます。